【専門家監修】使えるねっと クラウドVPSのメリット・デメリット【口コミ・評判】

※本ページに掲載する情報の一部にプロモーションが含まれます。

使えるねっと株式会社が提供するVPSレンタルサーバ、「使えるクラウドVPS」の仕様、特徴、キャンペーンなどを分析して仕様と機能が分かりやすいスペック表にしました。また、利用するメリット・デメリットも解説するとともに、使えるねっとのVPSの口コミは本当か?評判も調査しました。

このページは元大手電機メーカーのSI営業として大規模システム向けエンタープライズサーバーの提案/販売に携わっていた株式会社Crepas 代表取締役 牧村和慶が執筆・監修しています。

使えるねっと クラウドVPSの特徴とは

使えるねっと社は1999年にレンタルサーバー事業を開始し、株式会社JMFインベストメント&テクノロジー、株式会社JMFからの名称変更を経て2009年に現在の使えるねっとになりました。

独自の技術を蓄えて成長してきた企業です。なお、共用サーバーもありますのでそちらがご希望の方はこちらもご覧ください→使えるねっと共用サーバー

使えるねっと(TSUKAERU.NET)のVPSは共用サーバーからの実績10年以上運営されており、レンタルサーバー事業としては中堅くらいの老舗ですね。

使えるねっと VPSの特徴としてはLinuxとWindowsを選択することができ、Windowsサーバーでも料金はLinuxとほぼ変わらないコストパフォーマンスとなっています。

さらに、リソース保障もあるのでVPSとはいえ他者の使い方に左右されない構成となっています。技術力も十分ですし、サポート体制もいくつかプランがあるので初心者から上級者以上まで、さらにはビジネスとして法人も多く採用されているようです。

なお、初心者や上級者にもありがたいPleskは標準搭載です。

なお、使えるねっとの共用サーバーは以下にまとめています。

サーバ仕様・スペック表

使えるねっとのVPSのサーバー仕様は以下の通りです。

主な機能やスペックについてプラン毎に以下の表にまとめました。

→→表は右にスクロールできます→→

プラン名 クラウドVPS 512Mb 4G 32G
費用・コスト 初期費用 1,100円 1,100円 1,100円
月額料金 592円~ 2,455円~ 9,292円~ 1年契約の月額換算
基本スペック サーバ種別 VPS VPS VPS
ディスク容量 20GB 50GB 100GB
メモリ 512MB 4GB 32GB その他選択可能
CPU 仮想1Core 仮想4Core 仮想12Core
OS CentOS, AlmaLinux他 別にWindowsが選択可能
仮想化エンジン コンテナ KVMも選択可能
回線速度 100Mbps共有 100Mbps共有 200Mbps共有
DNS
グローバルIP 1個
転送量
root権限
SLA
データセンター 日本国内
耐障害性 RAID
バックアップ 自動バックアップサービスあり
コントロールパネル コントロールパネル Pleaskが選択可能
管理ツール
サポート マネージド
サポート 平日10:00~17:30電話サポートあり、メール対応あり

上記プランの他、最大64GBメモリ仮想20コアまで用意されています。メモリによってプランは細かく刻んであります。

なお、コンテナタイプとKVMタイプで料金が異なり、OSはLinuxとWindowsとでも料金が異なりますのでご注意ください。

使えるねっとのクラウドVPSのメリット・デメリット

メリット~こんな方におすすめです

使えるねっとのVPSは第一にWindowsサーバーも選べるという点でサービス構築など目的にあった構成をチョイスできるので良いと思います。また、サポート体制を充実させており、プレミアムサポート、あんしんセキュアパック、おまかせマネージパックなど希望に合わせたサポート体制が利用可能となっています。利便性という点でも直感的に使えて便利なコントロールパネル「Plesk」が利用できるので嬉しいポイントですね。

プランはLinuxのプランで4つ、Windowsサーバーのプランで3つあり、長期利用すればするほどお得となっています。全プラン初期費用無料というのは始めやすくて良いですね。なお、さらに上級者で昂スペックなVPSが利用したいという方はEnterprise VPSというプランもあります。

上記したように様々なサポート体制をオプションで利用できるということで、ある意味でマネージドのような働きが可能となっています。ある程度の作業や運営を使えるねっと側に任せてしまうのもありですね。法人として利用するなら是非利用したいところです。他にも、監視サービスやバックアップサービスなど手間や技術者が必要な場合でもオプションでサポートを依頼することが可能です。

データセンターは長野と東京。技術者が待機して運営監視が行われているので24時間サーバー稼動を目指しているということです。ビジネスで使うならありがたい運用ですね。なお、リソース監視もオプションでお願いすることも可能となっています。

サポート力・サポート体制の柔軟さで選ぶならおすすめできます。

デメリット~こんな方にはおすすめできません

使えるねっとのVPSのデメリットとしては他社に比べて若干スペック面が劣るという点です。ディスク容量やメモリにしてもコストに見合っているかというとどうかなと思います。CPUもスペックが明示されていません。ただ、サポート体制のほうにコストをかけるということであれば良いのかもしれません。

上記したサポートですが、全てオプションになっているので標準的なサポートではどのあたりまでやってくれるか・面倒をみてくれるかは不明確ですね。

自分には合っていないと感じた場合は以下の今月おすすめのVPSで他社も比較して検討にしてみてください。

使えるねっとインターネットVPSの口コミ・評判

使える(tsukaeru.net)のVPSの口コミは本当か?多くのウェブサイトで言われていること、評判はどうなのか。

スペック面ではどうしても劣ります。また、サポート体制についても良いかなという印象がありますがオプションでの利用となるのでコストがかかります。同社は法人での契約が多い印象があるので法人格でしっかり長期運営していくということであれば良いと思います。コストで追ってしまうと他社のほうが良いと思います。
Pleskも何気に追加にコストがかかるのでどうかなと思います。小規模なら安くすみそうですね。使い勝手の部分はPleskは信頼がおけるので十分でしょう。

もし利用に際して不安があるようなら他社よりも多い日数を設定している30日間のお試しがあるので試してみるのも良いでしょう。

まとめ

使えるねっとのクラウドVPSは業界でもコストパフォーマンスが良いVPSレンタルサーバーとして人気です。

Windowsや仮想化エンジンのタイプでもプランを選べるので、理想的なVPS環境が手に入ります。

参考:使えるねっとクラウドVPS

株式会社Crepas 代表取締役 牧村和慶

レンタルサーバー比較の著者・監修者。
大学院卒業後、日本電気株式会社(NEC)へ入社。SI営業としてミッションクリティカルシステム用HP-UXサーバーの販売実績が認められ、HP社より表彰実績あり。現在、共用レンタルサーバーやVPSを契約しており、実際に使った経験を発信できるよう心がけている。

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