ランドセルに必要な安全対策はこれ!チェックしたい5つのポイント
ランドセルに実装されている安全対策についてまとめました。
以下のような5つの機能をチェックしましょう。
- 反射素材
- ランドセルに下げた荷物にひっぱられない安全ナス管
- 防犯ブザー
- 金属アレルギー対策
- 巻き込み防止
視界が悪い・暗い夜道で光る反射鋲・反射素材
極端に交通量が多い、少ない通学路にお勧めしたいのが反射対策が施されたランドセル。
こどもの存在を知らせられることができます。
ポイントは以下のお通りです。
- 光る鋲がカブセ、側面テープ、肩ベルトに実装されていること(この3方向で360℃カバー)
- 反射テープの場合、カブゼ下部、側面ベルトに実装されていること
- ランドセル本体が反射率が高く、視認性があること
流行りのメタリックカラーやカーボン調素材、パール素材はイコール反射素材ではないケースもあります。
自身で判断せず、反射対策は明確に確認する必要があります。
どうしても欲しいデザインに反射材がついていない角度がある場合は、リフレクター(キーホルダータイプ)で補う方法もあります。
また一部のブランドでは60m先からも認識できる、性能高い反射素材を採用しています。詳細はフィットちゃんの安ピカッで説明しているので、一読ください。
ランドセルに下げた荷物にひっぱられない安全ナス管
安全ナス管は浸透しきっておらず、未実装のランドセルも少なくありません。
独自ブランドをアピールするケースにおいてはあえて代理販売ブランドの仕様を隠し、曖昧にしているケースもあります。
安全フッカー自身にはいくつかの仕様があり、10㎏、20㎏、30㎏と外れる負荷の大きさが異なります。
外れた場合、再設置が必要となるので、適度な重さ(20~30㎏程度)で外れるナス管がお勧めです。
外れたときはサポートセンターへ連絡し、安全ナスカンを送付し、自宅で再設置する流れが一般的です。
いざ!というときのために、防犯ブザーは正しい場所に装着
右利きの子は左側、左利きの子は右側。
防犯ブザーは、利き手と反対側の肩ベルトに装着すると押しやすく、正しい装着方法です。
マストで実装するものなので、ナス管ではなく、D管(ハートや星モチーフもあります)に付けるのが、外れずお勧めです。
ぴかちゃんランドセルにおいては、防犯ブザーフックは簡易的で、取り外しすることを前提に実装されています。
また中には軽量化を目的とし、樹脂製のナスカンがあります。
樹脂製は強度が弱く、破損しやすいので、活発な子にはお勧めできません。
防犯ブザーは数か月に1度、正しく作動するかテストをし、しかるべきときに音を発生するか確認をします。
装着されている半数のブザーに音が鳴らない、音が小さい、音が割れている・異音で聞こえづらいという異常があったそうです(参考:国民生活センター調べ@セコムの子供の安全ブログ)。
金属アレルギーの子の肌荒れを防ぐ
金属アレルギーは気づきにくいアレルギー。
最近ではこども向けアクセサリーが起因すると問題にもなりました。
金属アレルギーは汗や皮脂で反応することが一般的です。
肌の露出ふが増える季節、ランドセルとからだが接触する箇所を疑う必要があります。
ララちゃんランドセルは肌に接触する可能性の高い金属部品に、アレルギーを起こしにくいチタンを採用しています。
身内に重度の金属アレルギーを持つかたが要るケースにお勧めです。
長い髪の巻き込みを避ける
ランドセルを背負う際、髪を挟んでしまう部分は背カン部分。背中とランドセルに隙間が生じ、髪の毛が絡んでしまいます。
また背カンが左右連動で動くと取りづらいので、髪の長いこには非連動の背カン(ウィング背カンやフィットちゃん)がお勧めです。
またララちゃんランドセルの背カン・フィットメカはフィットちゃんと同じ原理で巻き込みにくい特許を取得しています。
どうしても解消できない場合、背カン全体を覆うオプションアイテムもあります(まもるちゃんシリーズ)。
そのためランドセル選定において、優先度はさほど高くない要件です。
まとめ
一昔前と比べて、子供の安全にはメーカーもかなり気を配っています。そして、その機能を搭載することで差別化も図っています。
少しの機能を搭載するだけでも人的コストや物品のコストがかかるため大手のメーカーが主体となってリリースしていますので、特に安全対策を気にされるなら大手ブランドを検討してみてください。
フィットちゃんやセイバン、ララちゃんランドセルあたりは子供の安全を第一に考えた機能を積極的に採用しているので、子供と親に気を使っているのがよくわかります。
お目当てのランドセルが複数あれば、プラスアルファで安全対策もチェックして選んでみてください。
以下の人気ブランドのおすすめランドセルも参考にしてみてください。