ランドセルの今の流行ってどんな感じ?
ランドセルの流行は想像以上に加速化しています。
ちょっと上に兄弟・姉妹がいるママも(こんな派手なデザイン、大丈夫?)と思うほど!
ランドセルの強度が落ちてしまうと危惧し、デザインに刺繍を避けていた老舗のブランドも、時代の流れにようやく重い腰をあげはじめた…今ははそんな状況です。
各ブランド、新たなデザイナーを採用したり、多彩なアイデアでデザインが多様化してきています。このページでは男女別にその特徴をまとめました。
男の子・女の子の流行り【カラー編】
ここ数年、コンビカラーが流行しています。
当初はランドセル本体に刺繍糸でアクセントを加えていた程度ですが(例えば黒ベースに赤ステッチなど、補色に近い配色)次第に本体×へり巻テープ、(ランドセルのふちに被せられるバイヤステープのようなもの)、本体×背あて…といった具合に、コンビカラーを表現する範囲が拡大してきています。
男の子においては、本体×背あて裏+肩ベルト裏の組み合わせで、黒などのダークベースにメタリックカラー(シルバーやゴールドなど)の配色が人気が出そうです。
男の子向けデザインはシンプルなだけに、素材や色のバリエーションに富んでいます。コンビ配色の組合せはダークカラー×ブルーの組合せが1番人気です。
女の子は赤に近いピンクカラーが人気です。
次いでブラウン、ダークブラウンとなっています。注目色としてはキャメル、一時期低迷した水色(アクア)やパープル系もじわじわと人気がってきています。
その影響でピンク系カラーが落ち着きましたが、赤系、紫系、茶系と並ぶ人気色には変わりありません(カラーバリエーションが豊富で有名な大手ブランドの新色ラインナップより)。
男の子のトレンド【デザイン編】
ここ数年の男の子のトレンドは、女の子と比べ緩か。男の子のほうが保守的なのかも知れません。
そんな男の子デザインのキーワードは紋章からスポーティ、近未来、幾何学/メタリックといった具合に変化してきています。
スポーツ選手や科学者たちの、海外での活躍が影響している様子です。
これまでスポーツメーカーの特徴の1つだったカーボン調素材ですが(表面に細かな凹凸があり、通気性に優れているのが特徴)、ランドセルの素材メーカーは限られているので、徐々にその使用が広がり、スポーティなデザインにも幅が出てきました。
また近未来、幾何学模様モチーフのデザインでは、幾何学模様の刺繍に加え、反射鋲やチャームまでデザインされたものが採用されています。
そして色は、連想しやすい銀色。シルバーカラーが人気急上昇中!発光色なので暗い夜道でも目立ち、安全性も向上します。
シルバー×ピンクといったコンビカラーは、女の子にも人気なほどです。
ランドセル本体の色は黒に次いで紺や青と、男の子らしい色が根強く人気。
数年前まで本体が黒に対し、赤の刺繍やステッチが人気でしたが、昨年は青との配色が売れています。
ランドセルのトレンド/女の子デザイン
女の子のトレンドは、ハートやティアラモチーフのパステルカラー!
お姫様のようなデザインは数年前から流行っている中、昨年からパステルカラーが登場し、可憐な印象が一層ひきたちます。
刺繍の装飾は一層細かく、冠と両側面全体に。
型押しに刺繍がされたり、立体的に飾りが装飾されたり、立体的なデザインも目立ち始めました。
刺繍と並ぶ人気は型押し。立体的なデザインが好評でラグジュワリーな装いとなります。
型押しに色が施された箔押しはよりゴージャス!シルバーカラーでの彩色が一般的で、プリンセスモチーフのデザインに用いられています。
かわいいデザインとして人気が高いのが、花モチーフ。今年はさまざまなブランドで多様なデザインがリリースされています。
花モチーフが大柄なほどかわいい雰囲気に、小柄なほど繊細で美しい雰囲気となります。
カラーはこれまでどおり、赤系(ピンク系含む)が人気。二番手に紫系、継いで茶系、水色系も選ばれています。
ダーク系カラーでは絶妙なネイビーも。パステル素材においては、ピンク系、パープル系、ブラウン系が選ばれています。
一般的なランドセルのカタチ(学習院型)とは異なり、冠が半分程度のタイプを‘半かぶせ’といいます。
半かぶせは十年前以上に一時期、習い事でも使用できる!と去年、新作が幾つかのブランドからリリースになりました。
しかし売れ行きは芳しくなく、ラインナップから消えたブランドも少なくありません。
まとめ
ランドセルの流行、カラーや素材について解説しました。
流行は毎年変化していくものですが、いつしか定番になることもあります。
流行もチェックしつつ自分なりの個性、お気に入りのカラーや素材の組み合わせで選んでみてください。
以下の記事、ランドセルの人気ブランドおすすめランキングも参考にしてみてください。