横浜銀行カードローンでお金を借りても大丈夫?申込み条件や審査、返済額や口コミ・評判を解説

キャッシング・カードローン解説の内容について
横浜銀行のカードローン(通称:はまぎんカードローン)でお金を借りる前に確認しておきたいポイントとして、カードローンの特徴、申込条件、審査、利用可能なATM、金利や毎月の返済額、その他注意点を示していきます。
金融機関コード:0138

横浜銀行カードローン3つの特徴

横浜銀行、通称はまぎんのカードローンが横浜銀行カードローンです。

大きな特徴は以下の3点があげられます。

  • 神奈川県や東京など関東で支店のある地域に居住または勤務している方、銀行口座が作れる方が利用可能
  • 最短即日審査回答
  • 限度額最大1000万までの融資が可能で下限金利は1.9%という高スペック

低金利だったり限度額が大きかったりと高スペックなのが特徴の横浜銀行は地方銀行の中でも貸付残高や資産が大きいのが銀行そのものの特徴です。

地方銀行だとNo.1なのではないでしょうか。

銀行口座がないとカードローンは利用できないのですが、申込み自体は誰でも出来るようです。

ただ、支店のある地域で居住していたり勤務しているという方でないと口座を作れない可能性があるので利用者は地域的に限られると思います。

ただ、横浜銀行は地方銀行の中でも支店の数は多く、神奈川県以外の関東圏(東京、群馬、千葉など)でも利用できる可能性があります。

残念なところは銀行口座を作る必要があるという点だけでなく、契約に自動契約機などは使えず、FAXや郵送での書類のやりとりが必要になるようで、審査回答が当日あったとしても利用開始までは時間がかかるところが残念なところです。

ただ、はまぎんのインターネットバンキング、マイダイレクトが使えるようになっていればカードローンによる振込・返済がかなり楽になるので銀行口座をお持ちの方はインターネットバンキングの利用は行っていたほうが良いですね。

なお、横浜銀行にはカードローンとして横浜銀行カードローンとバンクカードローンの2種類ありますが、当ページでは一般的な横浜銀行カードローンを解説します。

カードローン利用には横浜銀行の銀行口座が必要

横浜銀行カードローンの利用には横浜銀行の銀行口座が必要となっています。銀行口座を持っていない方でも申込みは可能ですが、仮審査後に申込みを行う必要があります。

口座を保有してから「はまぎんマイダイレクト」のインターネットバンキングを利用するように手続きすれば借り入れも返済もネット経由でできるので便利です。

低金利で借りられる

金利は下限金利が1.9%、上限金利が14.6%となっており、借入額に応じて金利が低くなる仕組みとなっています。全体的にみても比較的低金利で借りられるので利息が少なくて済むのが特徴です。

なお、下限金利の1.9%で借りられるのは限度額1000万円を利用することが条件となっています。

最短即日審査回答

横浜銀行のカードローンを申込んでから回答まで最短即日に返答があります。回答方法としてはネット、メール、電話での回答となっています。

申込みそのものはインターネットで出来ますので来店不要で利用が可能ということになります。

なお、口座を持っている方のほうが融資までの時間が短くなります。口座がない方は銀行口座開設の申込みが必要になりますのでカードローンによる融資まで1~2週間はかかると見ておいたほうが良いでしょう。

お金を借りる前の注意点

キャッシングする前、カードローンでお金を借りる前に注意する点を解説しておきます。

カードローン利用には銀行口座が必要

横浜銀行カードローンは低金利で借りられる特徴がありますが、基本的には横浜銀行を利用している方に向けたカードローン商品のため銀行口座の開設が必須となってきます。

口座を持っていない方でも申込み自体は可能ですが仮審査を終えた後、本契約前までに口座開設の手続きは必要となります。

そのような場合には多少の手間と時間がかかることは念頭に置いておきましょう。

カードローン契約は郵送またはFAXでの手続きが必要

カードローンの申込時に仮審査、本審査を行うことになりますがその時点で問題なければ契約を行うこととなります。

契約はFAXか郵送にて契約書類を送付することで行います。おすすめはFAXです。契約書類が横浜銀行カードローンのサイトでダウンロードできるので印刷し、必要事項を記入の上、自宅やコンビニ等でFAXして送るのが一番早いです。

銀行口座を持っている方は最短での振込による借り入れが可能となっています。

契約時に必要な書類としては運転免許証などの個人が特定できる書類、収入証明書は300万円以下の借り入れであれば提出不要ですが、他社のカードローンを利用していたり個人の審査結果によっては提出する必要がありますので手元に用意しておくと良いと思います。

横浜銀行の返済用口座で旧カードローンを既に利用している場合は解約が必要

横浜銀行の口座を保有しており、これまで返済用口座で他の横浜銀行関連の旧カードローンを利用していた場合は解約手続きが必要となります。

解約する必要があるカードローンは「クイッキー」、「横浜マイプランカードローン」、「バンクカードローン」、「BCカードローン」、「<はまぎん>ATMカードローン」が対象となっています。解約届を提出した上での利用になりますので少々時間がかかることは想定しておく必要があります。

横浜銀行カードローンのローンカードを受け取った後は旧カードローンのローン専用カードは必ず裁断して利用できないようにしておく必要があります。

はまぎんカードローン商品概要

横浜銀行カードローンのカードローン商品の概要を解説します。

商品名 横浜銀行カードローン
利用条件 年齢20歳以上69歳以下
パート・アルバイトの安定収入のある方も借り入れ可能
安定した収入のある方及び配偶者(専業主婦、専業主夫も借り入れ可能)
年金受給者もOK
利用使途 自由(消費性資金の利用に限る)
利用限度額 1000万円10万円から借り入れ可能
借入金利 実質年率1.9%~14.6%
保証会社 SMBCコンシューマーファイナンス株式会社

横浜銀行カードローンの審査・申込について

キャッシングを申し込んでからの審査、申込手順について解説します。

横浜銀行カードローンの審査・申込について

横浜銀行カードローンは申込みから審査結果の報告まで最短即日、当日中での連絡が可能となっています。

ただし、あくまで最短での時間になっていますので必ずしもこのくらいの時間で回答があるとは考えないほうが良いでしょう。

審査はあくまで保証会社のSMBCコンシューマーファイナンスが行っていますので実質、消費者金融のSMBCコンシューマーファイナンスによる審査基準があると考えて良いかもしれません。

審査結果の回答は原則電話での回答となります。電話連絡は申込み時間によって当日中にくれる場合もあれば翌日以降になる場合、審査結果内容によっては少し遅れることもあるかと思います。

申し込み手順について

申し込み方法としてはインターネットから24時間365日行うことができます。なお、横浜銀行の取引が無くても申込み可能となっています。

横浜銀行の店頭のリーフレット兼申込み用紙に記入しFAXまたは郵送でも申込み可能となっています。

店頭で申込書を渡しても受け付けてもらえませんのでご注意ください。(横浜銀行としては窓口での受付は行っていないようです。)

申し込み後に審査結果を電話で受けることになりますが、特に問題なければこのまま本契約に進みます。

契約は契約書類に必要事項を記入の上、FAXまたは郵送で行うことになります。

一番ラクな方法は契約書類をインターネット上にあるファイルをダウンロードし印刷、それに記入してコンビニ等でFAXすることです。

郵送でも同じような方法にはなりますが、郵送のほうが融資開始まで時間がかかるので少し面倒でもFAXで契約書を送るのがおすすめです。

申し込みに必要な書類は?

契約書類への記入の他に個人情報の記入が必要となります。同時に運転免許証や健康保険証、パスポート等の写しの送付が必要です。

最近ではマイナンバーカードの写しや外国人の方は在留カード(永住権の記載がある)なども必要です。

借入金額が310万円以上となる場合は収入証明書が必要となります。

ただし、属性などに応じて収入証明書が求められるケースがありますので、念のため手元に源泉徴収票や給与明細など必要になりそうな書類を用意しておいたほうが良いかもしれません。

他にも横浜銀行の他のカードローン(教育ローンは除く)を既に利用されている方は所得証明等の収入証明書が必要となりますのでご準備ください。

申し込みに関する注意点

契約書送付後、横浜銀行ローンカードが自宅に郵送で届きます。ローンカードが届いた時点で利用できるようになります。

なお、簡易書留で届くので本人または一緒に住んでいる方が受け取る必要があります。

また、特徴の部分に上記しましたが横浜銀行の旧カードローンを利用されていた方は解約手続きが必要となります。

クイッキー、横浜マイプランカードローン、バンクカードローン、BCローン、〈はまぎん〉ATMカードローンが対象です。

返済について

キャッシングでの借り入れ後の返済方法、返済額などについて解説します。

返済方法について

以下の場所、方法で返済が可能となっています。

振込による返済 はまぎん銀行口座からの自動引き落としが通常の返済となります。
インターネットバンキング、はまぎんマイダイレクトを利用すればインターネットでの返済も可能です。
ATMで返済 以下のATMで返済が可能となっています。
横浜銀行ATM
セブン銀行ATM
ローソンATM
E-netがあるATM(ファミリーマート、サンクス等のコンビニ)
イオン銀行ATM(借り入れのみ可能で返済不可)

返済方法について

現在の借り入れ額、前月分の約定額に応じて定例返済額が確定します。借入残高毎の返済額は下記の通りです。

2千円超10万円以下 2,000円
10万円超20万円以下 4,000円
20万円超30万円以下 6,000円
30万円超40万円以下 8,000円
40万円超50万円以下 10,000円
50万円超100万円以下 15,000円
100万円超150万円以下 20,000円
150万円超200万円以下 25,000円
200万円超250万円以下 30,000円
250万円超300万円以下 35,000円
300万円超350万円以下 40,000円
350万円超400万円以下 45,000円
400万円超450万円以下 50,000円
450万円超500万円以下 55,000円
500万円超600万円以下 60,000円
600万円超700万円以下 65,000円
700万円超800万円以下 70,000円
800万円超900万円以下 75,000円
900万円超1,000万円以下 80,000円
1,000万円超 85,000円

可能なら返済できるときに大きく返済しておくことをおすすめします。

横浜銀行カードローンの評判について

本当にお金を借りても大丈夫か口コミ・評判など。

マネーセレクトの口コミ&アドバイス

横浜銀行は銀行系(地銀系)の中でも貸付残高が地方銀行1位と地銀の中でも優良な銀行という位置づけです。(ちなみに、地銀第2位は千葉銀行となっています)

神奈川県が本部となっていますが、東京でも支店を多く構えるなど知名度も高い銀行です。

カードローン商品については審査回答が最短即日で回答、横浜銀行の銀行口座があればすぐに借り入れが振込等で出来るので今現在横浜銀行の口座を持っている方に有利なカードローンとなっています。

なお、他にもバンクカードローンという商品があり、こちらはキャッシュカードやクレジットカードの機能が付与された利便性の高いカードとなっています。(バンクローンカードは横浜バンクカードVISA・横浜バンクカードマスター・横浜バンクカードSuica・横浜バンクカードゴールド・横浜バンクカードヤングゴールド20s、または横浜バンクカードSuicaゴールドを保有されている方が利用の対象です。)

カードローン商品で見れば借入限度額が1000万円までとかなり高額まで借り入れができるということでメガバンク以上にスペックが高くなっています。もちろん、金利も低いので検討すべきカードローンといっても良いでしょう。

ただし、注意点としては横浜銀行の銀行口座が必要となります。銀行口座を持っていない方でもカードローンを利用できるということですが、口座を作る必要がありますのですぐに借り入れできるとは限りません。口座が無い方は1週間~2週間程度かかるということを頭に入れておいたほうが良いでしょう。

なお、全国誰でも口座が持てるというわけでもありませんので確認は必要です。支店のある地域で勤務されていたり、居住されている方なら十分利用できる可能性はあります。

まとめると、キャッシング50社を比較しても横浜銀行の支店のある地域、または口座を持っている方であれば比較的優位な地銀系カードローンと言えると思います。

横浜銀行カードローンで借りるべき人、おすすめできる人

低金利で借りたい方

限度額が大きければ大きいほど金利が下がる仕組みで、高額融資となると最大で1.9%の下限金利が適用されます。かなり低金利なので高額融資を希望される方で他行と比べて利息の小さくなるカードローンを利用したいなら横浜銀行カードローンがおすすめです。

横浜銀行の預金口座を持っている方

横浜銀行のカードローンははまぎんの銀行口座を持っていれば審査時間も短いですし、インターネットバンキングを利用できる状態ならすぐに振込手続きなども可能ですぐに借り入れができる体制が整っています。

横浜銀行カードローンで借りないほうが良い人、おすすめできない人

カードローン利用に手間をかけたくない方

横浜銀行のカードローンは申込はインターネットで可能ですが、契約書類や個人情報確認書類のやりとりなど、郵送やFAXで行う必要があります。FAXならまだ良いですが、郵送となるとどうしてもタイムラグが大きいですし、手間もかかるので面倒に感じる方は他の銀行カードローンを検討しても良いでしょう。

横浜銀行口座を持っていない方

横浜銀行の口座を作りたかったという方は別ですが、口座作成の手間と時間を要することを考えると必ずしも人によってはメリットではなくデメリットの部分が大きくなります。口座を持っていないと審査回答まで2週間程度かかることもあるようなので即日融資にも向きません。

早い融資を欺罔する方

横浜銀行の口座を持っていたとしてもすぐの融資は難しいでしょう。審査時間は最短で即日とはなっていますが、どうしても実態は時間がかかることがあるようです。また、契約に伴う書類のやりとりで郵送またはFAXとなっていますが、FAXで行ったとしてもどうしてもネットのみで契約を済ませる消費者金融などに比べると時間と手間がかかります。ローンカード発行にも時間がかかります。

神奈川県地域、東京都など営業区域外にお住まいの方

口座がなくてもカードローンの申込自体は可能ですが、いずれは利用するのに横浜銀行の預金口座を作る必要があります。そのため横浜銀行の営業区域内に居住するか勤務しているかが条件となりますので実質、神奈川県や東京都、千葉、静岡など近隣の県のみという制限がつきます。

その他の横浜銀行のローン商品について

横浜銀行カードローン以外の他のローン商品について簡単に解説します。

カードローンは使途が自由(消費性利用に限る)のに対し、他のローンは使途が限られる分、金利や返済期間で優遇されています。

お金を借りる目的に応じて検討・利用するのが賢いお金の借り方です。

なお、以下は主に個人向けローン商品を掲載しています。一部、法人・事業者向けのローンも商品名・概要のみ紹介します。

バンクカードローン

横浜銀行カードローンに代わるローン商品、使途自由の横浜銀行の「横浜銀行バンクカードローン」があります。

バンクカードローンはカードローンによる一般的なキャッシングだけでなく、ローンカードにクレジットカード機能、デビットカード機能を備えたものとなっています。

自動的に借り入れ建て替え機能もあるので頻繁に少額の融資を受けたいという方には手間も省けて便利です。

もちろん、通常のキャッシングと同様に横浜銀行のATMやコンビニATMで借り入れすることも可能です。

横浜銀行の口座を持っていてそれがメインバンクになっているようならカードローンよりもバンクカードローンでも良いと思います。

住宅ローン

横浜銀行の各支店で住宅ローンの申込みが可能です。金利については変動型と固定金利の3年、5年、10年型があります。

通常、店頭金利から一定水準を引き下げることになりますが、こちらは月に1回程度の間隔で変動することとなります。

なお、住宅ローンには関連商品が複数存在します。ガン保障特約付き住宅ローン、8大疾病保障特約付き住宅ローン、住み替え住宅ローンがあります。

なお、フラット35などは別途店舗で相談してみてください。

マイカーローン

横浜銀行のマイカーローンは新車、中古車の購入費用等で、利用可能なローン商品です。

最短で1週間から2週間で借り入れできるスピード感の早さも大きな特徴です。

東京や神奈川県にあるディーラー、ショップで利用でき、外車も適用可能となっています。

金利は2%台前半でインターネットで申込み可能となっています。手軽に申込み、借り入れが利用できるようになっています。

教育ローン

横浜銀行の教育ローンは金利2%台で利用できるローン商品で、大きな支出となる大学や専門学校の入学時にかかる費用だけでなく、幼稚園、小学校、中学校、高校までにかかる入学時、在学時にかかる費用でも教育ローンでお金を借りることが可能となっています。

ただし、利用できる学校名が限られているので注意が必要です。

利用可能な学校は下記の通りです。大学や専門学校については県内の学校だけでな県外においても借り入れ可能です。小学校や中学校、高校は公立高校でも利用可能となっています。

横浜銀行の教育ローンで利用可能な主な私立学校

鎌倉女子大学幼稚部、カリタス幼稚園、関東学院野庭幼稚園、相模女子大学幼稚部、湘南白百合学園幼稚園、洗足学園大学附属幼稚園、桐蔭学園幼稚部、森村学園幼稚園 他

横浜英和小学校、横浜雙葉小学校、慶應義塾横浜初等部、森村学園初等部、関東学院小学校、桐蔭学園小学部、鎌倉女子大学初等部、湘南学園小学校 他

浅野中学校、栄光学園中学校、慶応義塾湘南藤沢中等部、慶応義塾普通部、サレジオ学院中学校、聖光学院中学校、フェリス女学院中学校、横浜隻葉中学校、鎌倉女学院中学校、洗足学園中学校、横浜共立学園中学校、鎌倉学園中学校、逗子開成中学校、山手学院中学校、湘南学園中学校 他

慶応義塾高等学校、湘南藤沢高等部、慶応義塾女子高等学校、桐蔭学園高等学校、山手学院高等学校、桐光学園高等学校、日本大学高等学校、法政大学第二高等学校、法政大学女子高等学校、中央大学附属横浜高等学校、鎌倉学園高等学校 他

その他のローン

個人向けであれば多目的ローンがあります。使途は自由ではありませんが、葬儀費用、引越し費用、家具・家電の新生活費用、旅行・レジャーなど幅広い使途に借り入れが可能となっています。金利は4%台となっていますのでカードローンと比較してみると良いと思います。商品名としては「ライフサポートローン」「フリーローン」となっていますのでチェックしてみてください。

他にリフォームローンやアパート経営のためのアパートローンなどがあります。

事業者向け・法人向けのローンとしてはビジネスフリーローン、はまぎんスーパービジネスローンなどがあります。

横浜銀行 公式サイト

牧村和慶

株式会社Crepas 代表取締役
マネーセレクト著者・監修者。お金に関わる分野の取材活動を通じて、債務整理、カードローン、節約など問題解決に尽力している。

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