カードローンの返済、毎月の返済額はどう考えたら良い?

毎月の返済金額、返済期間はどう考えるか

お金を借りるとき、いくら借りるかというのはざっくり頭の中で考えていると思いますが、毎月いくら返すのか、どれくらいの期間で返すのかはあまり考えていないのではないでしょうか。

消費者金融やカードローンは金利が高いのでできれば返済額は小さくしたい、返済期間も短くしたいというのが本音だと思います。

ただ、毎月の返済額と返済期間は相対するものなので、返済額を小さくしたいなら返済期間は長くとる必要がありますし、その逆もそうです。返済額が大きければ期間も短くてすむでしょう。

以下、返済金額と返済期間について考えたいと思います。

返済金額は自分の収入に合わせる

そもそもの話ですがご自身の収入の中から返済するという方がほとんどでしょうから毎月の返済と生活資金などを踏まえて返済額を決める必要があります。

計画的にとはまさにこのことできつい返済額だと生活費を削らないといけないとかまたキャッシングをするようなはめになります。

毎月の収入が手取りで20万円だとすると1万円程度は返していきたいところですね。

私の場合をお伝えすると、借りても3万円程度、翌月には給料が入ってきた段階ですぐに一括返済するようにしています。

だいたい利息で1ヶ月分かかりますが、18%の金利でも数百円程度ですので利息で損したとかは思っていません。

その月は返済で3万円とか持って行かれますが、毎月借りているわけでもないのでちょっとガマンすればOKです。特に苦しいとかは感じたことはありませんね。

その月は貯金が出来ませんが、それでも年間を通じてみれば貯金もできていますし、キャッシングするのは年4回くらい、返済にも困ったことはありません。

返済期間は短いほうが良い

キャッシングは金利が高いので返済期間が長くなればなるほど複利の力が働くので早めに返済したほうが良いでしょう。

なるべく元金が減るように返済したほうが良いです。闇金のようなところだと元金は減らずに利息ばかりとられるようなことが横行していました。

返済期間が短ければ元金の返済も大きく取れますので、余分に利息を払わないようにできるわけです。

逆に返済期間を長く、例えば4年とかでとると返済額はかなり小さくなりますが、ほとんどが元金ではなく利息、最終的に支払う額も2倍以上というのも稀なことではありません。

私の例として上記しましたが、最初は1年とかで返済期間を決めていますが、給料が入ればすぐに払える体制にしておいて一括返済してしまっています。

やっぱり、そのほうがすっきりして精神的に苦しくありません。

返済額と返済期間に応じたシミュレーションをやってみよう

多くの消費者金融や大手銀行カードローンではウェブサイト上で返済額と期間を自由に入れてどれくらい毎月返すのか、最終的に利息も含めてどのくらい返済するのか書いてあります。

お金を借りる前に各カードローンウェブサイトでシミュレーションができますので調べてみることをおすすめします。

返せる範囲で借りるのが一番ですので、無理しない程度の金額になるように借りる金額を調整するのが良いでしょう。

牧村和慶

株式会社Crepas 代表取締役
マネーセレクト著者・監修者。お金に関わる分野の取材活動を通じて、債務整理、カードローン、節約など問題解決に尽力している。

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