銀行カードローンで借りる上で注意するポイントとは?審査は保証会社によって異なる点や、銀行カードローンのメリットやデメリットについて解説していきます。
著者・監修について
著者プロフィール:株式会社Crepas 代表取締役 牧村和慶
お金や借金の問題について弁護士や司法書士への取材活動を行い、お金に関する正しい知識を発信して借金問題の解決に尽力している。司法書士や法律事務所への取材実績はこちら
銀行カードローンの特徴とは?
銀行のカードローンは銀行が主体となって無利息・無担保で個人に貸付を行うものです。大手の銀行カードローンで人気があるところといえば、三井住友銀行カードローンや三菱東京UFJ銀行カードローン、みずほ銀行、横浜銀行、千葉銀行などです。郵政省のゆうちょ銀行もカードローン事業に乗り出しています。
銀行カードローンの特徴といえば、「金利が低い」、「審査は若干厳しい」といったことがあげられます。一番の特徴は金利が低いことでしょう。消費者金融と比べても上限金利で3~5%程度低いケースも多いです。理由は資金調達コストが低いことと、リスクが高い人には融資しないということがあげられます。
資金調達は銀行は預金者から資金を集められますし、日本銀行などから借り入れするとしてもかなり低い金利で借り入れができますのでその分低い金利で利用者に提供することが可能です。さらに、消費者金融はリスクは金利に乗っていることでたくさんの人に貸し出しするのが特徴ですが、銀行の場合は比較的リスクをしっかり見ますのでその分ちゃんと返せる人にしか貸さないことから金利を抑えています。
銀行カードローンのメリットとは?
銀行カードローンの大きな特徴、メリットとして以下の点があげられます。
- 金利が低い
- 高額な借り入れも可能
- 総量規制対象外
- 借りる銀行の口座があればスムーズに利用可能
それぞれ分かりやすく解説します!
金利が低い
一番大きなメリットは消費者金融に比べて金利が低いという点です。
私も最初はそんなに違う?って思いましたが、だいたい初めて借りるときは上限金利ということになって、よくある「4.0%~14.5%」といった金利の枠の中で一番右端の大きい金利で借りることが普通です。
消費者金融の場合は大手の金融会社で18%程度が上限金利なので、銀行のカードローンと比べて4%程度の開きがあります。
これがどれくらいの差になるかということですが、大きな金額を借りるとき、長期間で返済するとなれば差が大きく開きます。
私の場合はトップページで書いていますが、少額の金額を来月返すような方針で借りていますので金利の差は大きくても数百円程度です。
これが10万円を超えたり、返済に2年とか使うとなれば1万円程度の差が開くので長期間の返済期間が決まっている人で高額利息が気になるなら銀行でキャッシングしたほうがお得です。
高額の借り入れも可能
銀行のカードローンでは「限度額○百万円!」とした広告を見たことがあるでしょうか。
一番多く借りられる銀行では800万円まで可能といったケースもあります。
この点はメリットとしてあげていますが、それほど高額に借りる人は居ませんし、そんなに必要だということもないと思います。
それ以前に借り入れに対して返済が高額なので年収が高い方への訴求ということになりますね。
一応メリットとしてあげていますが、多くの方にとってはメリットにもデメリットにもならない特徴かなと私は思っています。
総量規制対象外
総量規制という言葉は聞いたことがありますでしょうか。
年収に対してお金を借りられる金額の上限を規制する法律で、貸金業法で決まっています。
銀行は住宅ローンなども貸付しているため総量規制の対象にはならない業態となっています。
住宅ローンは年収以上のお金を貸していますので、一律総量規制とすると住宅ローンも貸付できなくなってしまうからです。
カードローンについても総量規制の対象外となるので、年収による制限はありません。
ただ、この点は借り過ぎる可能性にもつながるので総量規制対象外という点がメリットとなる方は借り入れをして返済をしっかりやっていて審査が通る方ということになります。
これらの一般的なメリットは全員が全員メリットとならないこともあるので注意が必要です。
借りる銀行の口座があればスムーズに借りられる
銀行のカードローンを借りるとき、たいては自分の口座がある銀行に行かれる方も多いかもしれません。
正直、口座を持っているとかなりスピーディに借り入れすることが可能です。
全ての銀行で口座がないとカードローンでキャッシングできないというわけではありませんが、口座があるとスムーズで返済も簡単にできるというのがあります。
もし、借りるまでのスピード感を重視したいという方や返済のやりとりが楽だったり、しっかり銀行員に対応してくれる「おもてなし」を求めるなら銀行のカードローンはメリットです。
銀行カードローンのデメリットとは?
メリットの裏返しになるところもありますが、以下の点が大きなデメリットとなります。
借りようかなと思った時におや?と思ったら落ち着いて考えたほうが良いかもしれません。
- 審査が厳しい
- 審査時間がかかる
すぐに借りたい方、借りたい金額を満額借りたいという方は意外にも銀行カードローンでは難しいこともあるかもしれません。
私自身、銀行員の方に尋ねてみたのですが、この上記2点がデメリットだなと感じました。
審査が厳しい
銀行のカードローンの審査はその銀行内、支店内で審査しているわけではありません。
銀行員の方もどういった審査を行っているか分かりません。
銀行から専門に依頼を受ける審査機関があります。
そこからの回答をもらって初めて貸付をするということになります。
銀行員にとっては専門の審査機関次第でなぜ審査に落ちたとか、後は例えば満額融資ができなく希望額の半分くらいになったとか理由は分かりません。
「審査結果がこうだからです」とだけしか言えないようです。
それについては利用者ももどかしい部分はありますね。
そもそも、銀行は審査が厳しいと考えても良いかもしれません。
銀行は法人への融資がメイン事業なのでカードローンが一番の収益減というわけでもないため、消費者金融に比べて力の入れどころは異なります。
リスクが低い利用者にだけ貸したいというのが本音なんだと思います。
とはいえ、利用者側からすれば使いづらいと思ってしまう部分もあるでしょうから、金利の低さをメリットに申し込むというのはあると思います。
審査に時間がかかる
銀行のカードローンを申し込むと審査機関に個人申し込み情報が送られて審査が行われるわけですが、大抵の場合短くても2日程度、長いと1週間かかるのが普通です。
審査が長いとそれまで待たなければなりませんのですぐに借りたいという方には使いづらい部分があるかもしれません。
こればかりは銀行内で審査を行っているわけではありませんので早めてもらうというわけにもいかないので2週間後に現金が必要といった先の予定が分かっている方向けなのかなと私は思います。
使い勝手という意味でも時間がかかるのはデメリットとして大きいかもしれませんね。
銀行のカードローンと消費者金融との違いって?
では一番気になる銀行からお金を借りる場合と消費者金融からお金を借りる場合で何が大きく違うのかということですが、消費者金融のメリット・デメリットは銀行カードローンのメリット・デメリットの裏返しとなっています。
消費者金融はスグに借りられるところや審査通過率が高いという点でメリットがありますので、早く借りたい、私の年収でも借りられるのかな?と思われる方なら消費者金融のほうが借りやすいでしょう。
逆に大きな額を比較的長期間で借りたいという方なら銀行のほうが良いと思います。
金利の面で銀行カードローンのほうが数%低いので長期間、多額の融資という条件においては利息が大きくちがってきます。このような場合は銀行カードローンのほうが良いでしょう。
地方銀行のカードローンの特徴とは?
銀行カードローンでも記載していますが、地方銀行でも大手銀行のカードローンと比較してもほとんど同じことがいえます。
例えば、大手の銀行カードローンでよくCMを打っているところでは三菱東京UFJ銀行のバンクイックというカードローン、三井住友銀行のカードローン、みずほ銀行のカードローンなどがあります。
これらはそもそもメガバンクとしての利用者、口座開設者の多いので知名度は抜群で、CMなどもジャンジャン打っています。
一方で地方銀行の場合は地域に根づいた銀行のため、その支店の周辺に住んでいる方に向けた商売を行っていることもあり、CMで全国放送などはやっていません。口座を利用サれている方にさりげなく紹介しているのが現状でしょう。
地方銀行の例としては関東圏の名のしれた銀行ですと、千葉銀行、横浜銀行、武蔵野銀行、東日本銀行、東京都民銀行あたりでしょうか。
私は地方銀行の方とよくお会いする機会があるので地方銀行のカードローンの実態について聞いてみました。
地方銀行カードローンのメリットとは?
まず、地方銀行のカードローンのメリットですが、メガバンクのカードローンと比較してもメリットはそれほど変わりません。
- 金利が低い
- 総量規制対象外
- 借りる銀行の口座があればスムーズに利用可能
高額な借り入れは無担保の場合はそれほど多くは借りられないでしょう。特に地方銀行の場合はリスクを高めに見るようなので申し込んだ額よりも小さい額で審査が通ることが多いようです。
また、一般的な話ですが、地方銀行を利用する方はそれほど年収が多くないので借り入れする額、そもそも審査に通るが額が少ないのが現状です。
消費者金融と比べて金利が低いというメリットはありますので、銀行のカードローンでメガバンクにするか地方銀行の最寄りの支店で申し込むかは金利面で比較して低いほうを選ぶということでも良いと思います。
最後のメリットとして口座があればスムーズと書きましたが、これはデメリットの裏返しで、地方銀行の場合はまず口座がないと話になりません。
キャッシングを申し込むときにメインで利用されている支店でなくても良いですが、その銀行の口座は必須と思ったほうが良いでしょう。
口座さえあれば申込書に記入して申し込むだけなので審査まで行うことだけみれば早いです。
地方銀行カードローンのデメリットとは?
上記したように口座の開設が必須です。
口座が無い状態で申し込むことはほとんどできないと思って良いと思います。
メガバンクのカードローンでも口座があったほうがスムーズですが、無くても申し込みは可能なところが多いです。
その他のデメリットとしても銀行のカードローンと特に変わりません。
- 審査が厳しい、メガバンクよりも厳しい可能性あり
- 審査時間がかかる
- 口座の開設が必須
地方銀行のカードローンの審査についてですが、一般的に地方銀行内の審査部門にお願いしているというわけではなく完全に会社として分離している業者に依頼していることが多いです。
りそなあたりはりそなホールディングスのグループ会社に投げているようですが、その他のもっと小さな地方銀行は銀行とは別の審査会社にカードローン専用、無担保ローン専用の審査機関に審査を依頼しています。
銀行員や窓口のお姉さんは審査についてどのようなことについて審査しているのか、審査に通った通らないの理由は教えてくれません。なぜなら本当に分からないからです。
あくまで支店で申し込んでも銀行員は申し込みを受付けているだけで情報は審査機関に送っているので分かりません。
その点、消費者金融と比べて審査時間はかなり長いと考えて良いでしょう。
スムーズにいったとしても2,3日はかかると思ったほうが良いですね。
あとはリスクをどう見るかはその地方銀行のカードローン審査機関が判断するので比較的リスクは高めに見られると思います。
あくまで地方銀行のメイン事業は地域の中小企業への融資で成り立っています。
メインの事業がある限りはカードローンには力を入れていないのが実態です。
銀行員曰く、支店によるかもしれませんが、月の申し込み者数で十数件ということもあるようです。なお、個人の貸付はほとんどがマイカーローンや住宅ローンだそうです。
地方銀行のカードローンをおすすめできる方とは?
地域密着の地方銀行なので近隣の支店に口座があって低金利で借り入れをしたい方におすすめします。
審査結果次第ですが、メガバンクの低金利よりも低いケースもありますので地方銀行のカードローンもチェックしてみると良いでしょう。
地方銀行のカードローンやその他カードローンの違いとは?
地方銀行カードローンの特徴でも示したように、同じ銀行のカードローンといってもメガバンク系のカードローン、地方銀行系のカードローン、ネット系のカードローンとで少し違いがあります。
メガバンク系はしっかり審査して全国の利用者に融資を行うのを基本としています。
消費者金融やノンバンク系の金利と比べても低いのが特徴です。
ネット系のカードローンは店舗を持ちません。
店舗が無いのでインターネットでの申し込みが通常で対面でのやりとりをすることはありません。
自動契約機などもありません。全てインターネット、スマホを利用して行うのが普通です。
店舗を持たない、スタッフも他のカードローンの形態と比べて少ないのでコストを抑えられる分、金利も低く設定されています。
地方銀行系のカードローンの特徴は地域に根ざした銀行であるために、その銀行の営業範囲内、支店がある地域に限られているのが通常です。
一部の地方銀行系のカードローンは保証会社が全国規模の会社であればその地域に限るということはせず全国対応している地方銀行もありますが、だいたいが営業区域内に居住しているか、勤務先があるかで利用対象者が決められています。
その分、地方銀行の営業区域内に住んでいるか働いている方であればメガバンク系のカードローンよりもお得に利用することが可能です。
そこで当ページでは全国どこに居住していても利用できる地方銀行カードローンのおすすめを4つ紹介します。
低金利で借りられるおすすめカードローン
お金を借りる時、返済に困らないようにできるだけ小さい額を返済するようにしたいというのは自然の発想ですが、毎月の返済額が少ないカードローンで解説しましたが、毎月で返済を少なくするだけでなく、金利の低い金融業者からお金を借りることで総額で返済額を少なくするのも賢く借りる大きな要素です。
以下は低金利で借りられるキャッシング・カードローンについて、今お金を借りたい額に対して上限金利と下限金利について消費者金融・銀行カードローンを各社分析して低金利返済額が少ない順に解説していきます。低金利のキャッシング・カードローンの基本的な考え方や注意点も含めて一番オトクに借りられるポイントを紹介します。
低金利のメリット・デメリット
低金利で借りるメリットもあればデメリットもあります。
まずはメリットですが、これは言わずもがなですが、低金利となれば借り入れしたお金に対する利息が少なくなるので無駄に払うお金が少なくてすみます。返済が楽になるという言い方は少し当てはまりませんが、借りた額に近い額を返済するとなればお得に借りられたということになります。
ただし、毎月返済する額が小さくなるということに必ず結びつくわけではありません。あくまで借りた金額に対して余計に金融業者に払う額が少なくなるだけで、毎月の返済額は契約内容によって決まります。ですので、低金利だからといって毎月の返済額が少なくなるわけではありません。毎月の返済額が小さいキャッシング・カードローンもあわせてご確認ください。
では、低金利でのデメリットはあるでしょうか。
低金利そのもののデメリットはありませんが、ポイントは返済期間を短くしないといくら低金利で借りたからといっても返済総額は期間によって大きく左右されるため、低金利だけを狙って借りるのは無策と考えてください。
さて、低金利の差がどの程度、利息に違いが出てくるのか確認しましょう。
低金利で借りるときの条件
お金を銀行に預けるとき少ないですが利息がもらえることはご存知だと思います。銀行はお金を預かってそのお金で取引事業者などに融資して利息を得ています。それと同じように消費者にお金を貸すということは利息をつけてお金を貸しています。消費者金融やカードローンでお金を借りるときもそれと同じです。
全国に多くの消費者金融やカードローン、商工ローン、クレジットカードなど様々な事業者がお金を貸していますが、そのときの金利は様々です。ただひとつ決まっているのは出資法や利息制限法にある上限金利が決まっているという点です。その法律を守らないで不当な金利でお金を貸していたということになればその事業者はヤミ金という扱いになり業務停止や法律で訴えられるということになります。
借りる側にとってはとにかく支払う利息が少ないほうが返済のことも考えると楽になるわけですから低金利で借りたいと思うのが自然なことです。金利が1%でも違えば借りた額にもよりますが利息は数百円から数千円~数万円と大きく違ってきます。
低金利で借りるためにはどうしたたら良いか。実際に金融業者の金利を見てみると良いと思います。大手の銀行のカードローンなら三井住友銀行 カードローン(※消費者金融と比べた場合、上限金利が低めになります)、消費者金融なら大手でアコムやプロミスがあります。ご覧いただいて分かると思いますが、金利は上限金利と下限金利で分けられており、この範囲で金利が設定されることになります。
では具体的な低金利で借りるための条件ですが、消費者金融では主に初回は上限金利が設定され、返済を継続し追加で融資を受けるような場合に優良顧客と判断され金利が下がる傾向にあります。
もちろん、年収でも左右されますが、基本的には収入証明書を提出しないことが多いのでその場合は上限金利または上限金利に近い金利からスタートします。
銀行カードローンの場合は借り入れする金額によって変動します。例えば、三井住友銀行 カードローンの場合は100万円未満の借り入れなら上限金利に近い金利、年12.0%~14.5%が設定される金利となります(※消費者金融と比べた場合、上限金利が低めとなっています)。消費者金融と上限金利を比較すると4%弱の金利差がありますので借入期間と利息で考えると大きな金額差になります。
つまり、金利は基本的には借り入れする額が多ければ多いほど低金利になり、返済状況によって追加の借り入れなどで金利が下がる可能性があると考えてください。
金利の違いによる返済シミュレーション
借入金額が20万円で返済回数が36回(3年間)で金利と返済総額を比較していきます。
金利が18%の場合、
金利 | 18.0% |
毎月の返済額 | 7,230円 |
総返済金額 | 260,280円 |
金利が14.5%の場合、
金利 | 14.5% |
毎月の返済額 | 6,884円 |
総返済金額 | 247,807円 |
金利が10.0%の場合
金利 | 10.0% |
毎月の返済額 | 6,453円 |
総返済金額 | 232,306円 |
上記の結果の通り、金利が高くなればなるほど、総返済額は大きくなります。一方、金利が低ければ総返済額は少なくなります。毎月の返済額の負担は上記の例では毎月数百円の差ですが、総返済額でみれば金利の違いで数万円異なってきます。
これは借入金額がさらに大きくなると返済総額もその分変わってきますし、どのくらいの期間で返済するかによっても大きく異なってきますので、低金利だからといってほとんど利息を払わなくても良いというわけではありませんので注意が必要です。
金利が会社毎に異なっている理由
ある消費者金融は利息制限法ぎりぎりに近い金利を設定したり、銀行カードローンでは10%前半で上限金利を設定していたりと金利に大きく差があります。会社ごとに金利に大きく差が出ているのはどのような理由があるからでしょうか。
その理由は各社、リスクをどう読むかで違ってくるからです。もっとつっこんでいえば保証会社が各社異なっているのも違いがあります。さらには金融業者が目指す収益や営業コストなどの経営面の関係で金利に違いが出てきます。
一番大きいのは滞納リスクなどちゃんと返済してくれるか、といったところで審査を厳し目にしていれば金利は低くなり、審査が多少ゆるいようなら金利は高くなっているという一般的な考え方に基づいています。
消費者金融は比較的金利が高いと言われていますが、貸出金額の上限が小さい分、審査通過率が高く、審査スピードも早いところを特徴として金利は少し高めに設定されています。
銀行のカードローンは審査は厳し目にして貸せる人にはたくさん貸したいという思いから金利は低めに設定しています。
それぞれの思惑の違いが金利になって現れています。
低金利のおすすめカードローン
余分に払う利息を出来るだけ少なくして借りたい方、余計に利息を払いたくない、少しでも総返済額を少なくしたい方は低金利の順にランキング化した下記の返済額が少ないおすすめカードローンを紹介します。
みずほ銀行カードローン
みずほ銀行カードローンはみずほ銀行の口座保有ならWEB完結で融資可能で、最大800万円まで融資可能、低金利で借りられる特徴があります。
ソニー銀行カードローン
ソニー銀行カードローンは少額借りるなら下限金利も上限金利も低いカードローンです。
金利2.0~13.8%という低金利で融資可能で口座開設不要、審査は最短60分で審査回答をもらえるのが特徴です。
利息を安くして借りるとき注意点
返済期間を確認する
返済額を少なくする条件の項目で解説したようにデメリットは同様で、返済期間が長くなればなるほど、いくら低金利で利息が高くなってしまう点については理解しておく必要があります。あくまで低金利は同じ期間で同じ金額を借りたときに金利が低いほど利息が安くなってお得に借りられるということなので、同じ金利もしくは金利が他社より低くても返済期間が長ければ長いほど利息の総額は高くなってしまいます。
例をみてみましょう。以下は、同じ金利、同じ借り入れ金額として返済期間だけが異なっている状態です。
20万円を3年間で返済する場合、
金利 | 14.5% |
返済期間 | 3年間(36ヶ月) |
総返済額 | 247,807円 |
20万円を5年間で返済する場合、
金利 | 14.5% |
返済期間 | 5年間(60ヶ月) |
総返済額 | 282,311円 |
いかがでしょうか。同じ借り入れ金額、同じ金利でも返済総額は4万円近く異なっています。
もっと言えば、返済期間が短くして金利が高くても総返済額でみれば返済期間が短いほうが利息は少ないということになるのはよくあることです。
ですので、できるだけ返せるときに返すというのがカードローン利用における鉄則です。
その他注意事項
上記した内容に加えて、気をつけておくべき点を解説しておきます。
上記の返済期間に関連しますが、借りる金融機関によっては返済期間が固定で決められることがあります。
その場合、そのとおりに返済するとどんなに低金利であっても返済期間が長ければ長いほど利息は大きくなることがありますので、できるだけ途中返済、返せるときに全額じゃなくても良いので少しずつ早め早めに返すべきです。
途中での返済は貸し倒れするより良いのでほとんどの金融業者で返済途中での随時の返済は可能です。最寄りのATMですぐに振込ができますので少しお金に余裕ができたなら返済して元本を少しでも減らすようにしてください。
女性専用のカードローン「レディースローン」とは?
女性の方でキャッシングを利用したい方は潜在的に多いと思いますが、私を含めてなかなか手が出せない方は結構いらっしゃるんじゃないかなと思います。
CMなどを見ていても女性向けというより、男性向けに作られたCMで広告をみても男性目線のシーンも多いと思いました。
女性のタレントは使っていますが、あくまで男性の目を引くためなのかなと感じるところもあります。
女性でも気軽にキャッシングが出来れば嬉しいなと思っていましたが、私自身実際にお金を借りてみてそんなに気後れすることはありません。
お金を借りたいけど、女の私でも借りられる?不安だなという方は女性向けのカードローンがあります。
どうしても銀行や消費者金融は男向け、男社会というイメージがありますが、近年は女性の方も主婦を含め気軽にお金を借りられるようになってきました。
それでも、女性がお金を借りるというのはちょっと恥ずかしい、不安という方も少なからずいらっしゃるようでなかなか手が伸ばせないというのもカードローンの業界の今です。
以下は女性の方でも臆することなくお金を借りられるキャッシング・カードローンについて、女性の窓口があるなど利用しやすい条件順に解説していきます。女性がお金を借りるキャッシング・カードローンの基本的な考え方や注意点も含めて一番オトクに借りられるポイントを紹介します。
女性専用カードローンのメリットとは?
実は私も気になって女性専用のローンがある金融業者を探したのですが、いくつか見つかりはしましたが大きな特典はありませんでした。
ただ、安心したいなという気持ちがありましたので女性専用ローンはメリットがあると思います。以下にまとめました。
- 女性のスタッフが対応してくれる
- 女性専用フリーダイヤル対応
正直、はじめてお金を借りる方であれば安心できると思います。やっぱり怖いなって思っている女性ならなんとなく安心はできると思います。
ただ、特典があるかという点についてはこれといった特典はありません。できれば金利が低くなるとかあれば良いと個人的には思いますが特にお金に関わるメリットはありません。
アコムやアイフル、プロミスなどでレディースローンがあるので最終的にアコムやアイフルで借りると決めたらレディースローンのほうが良いかもしれません。
女性向けカードローンと一般のカードローンとの違い
結論から申し上げると、女性向けのカードローンと一般のカードローンとの違いは、スタッフの対応が女性になるということで利用者が女性ということを踏まえたサポート体制、カードローンの利用申込みから借入、返済などのあらゆるシーンに対して女性窓口で対応するというものになります。
よく言われるのは「レディースローン」という名称でカードローン商品を展開しています。
カードローンを利用するにあたって利用者の女性にとっては様々な弊害があります。例えばカードローンを利用していることが分かってしまう書類や電話がかかってこないか、など女性ならではの気になることがいくつかあります。
申込みの段階から女性が対応してくれて、こちらの裏の思いを汲み取ってくれて対応してくれるならとてもありがたいことですよね。
女性向けカードローンなら女性ならではの問題など踏まえて借入ができますので女性にとってはメリットとなります。
ですので、少しでもお金を借りることに対して気になることがあるなら消費者金融や銀行カードローンが展開するレディースローン、レディースキャッシングなどの女性向けキャッシング・カードローンを利用してみることをおすすめします。
女性の方で周囲にバレずに借りるための条件
周囲にお金を借りることを知られたくないという方は多くいらっしゃると思います。インターネット等で申込みをした後、女性スタッフに会社や自宅への電話、郵便物に対して配慮してくれないか依頼・交渉することでそのあたりの不安な要素はクリアできます。
大手の消費者金融、銀行カードローンなら基本的に消費者金融名など分かるような名前を出しませんので安心して利用できます。気になる方は念のため聞いておくことをおすすめします。
郵送物のタイミングや電話をかけてくる時間帯なども聞いておくと良いと思います。
女性向けおすすめレディースローン
「女性の方が安心してお金を借りられる」
そんな女性のためサポート体制が充実したカードローンを当サイト申し込み順にランキング化した下記のおすすめランキングをご覧ください。
なお、消費者金融、カードローンの審査や借入限度額、返済額などの情報を比較表に掲載していますのでこちらもあわせてご覧ください。
アイフルSuLaLi
アイフルの女性向けキャッシング「アイフルSuLaLi(スラリ)」は少額10万円までの融資のみ行っているので借りすぎることがなく安心です。また、無利息サービスもありますので借りてすぐ返す計画的な女性向けのカードローンです。
来店不要、WEBで申し込みから審査まで完結でき、30日間の無利息サービスもあるので気軽に借りられるのがメリットです。
プロミスレディース
プロミスレディースはプロミスの女性版カードローンで、分かりやすい申込み方法、女性スタッフ対応など満足度が高いカードローンです。
女性専用の相談窓口なので不安な方でも安心でWEBだけで申し込みから審査完了、郵便物も無いのもメリットです。パート・アルバイトの主婦の方でも気軽に借りられるので女性に人気のカードローンとなっています。
女性がお金を借りるに必要な提出書類について
当たり前のことですが、収入証明書は不要という場合においても運転免許証や社会保険証などの提示は必要なため準備しておく必要があります。
ここで女性という証明にもなります。
大手の消費者金融や銀行カードローンではFAXまたは携帯メールにて撮影送信といった方法が主流ですので、最近では簡単に必要書類を送ることができます。
収入証明書が必要場合には以下のような書類、また会社に属する場合においては会社発行の社会保険証なども必要になることがありますので準備しておきましょう。
- 給与明細 直近3ヶ月分
- 源泉徴収票
- 課税証明
- 会社発行の社会保険証
- 社員証、社員カード
金融業者各社の収入証明書が必要か不要か判断できる借入額の条件についてはキャッシング・カードローン比較表に一覧にしていますのでご確認ください。
土日祝日でもお金を借りられるカードローンはある?
銀行は平日昼間しかやっていないし、消費者金融もいつ開いているか分からない、でも借りたい、そんなときどこから借りるのがベストなのか悩んだことはありませんか?
全ての消費者金融・銀行カードローンで土日や祝日でも借りられるわけではありませんが、一部の消費者金融や銀行カードローンではローンカードを持っていない方で土日でも祝日でもお金を借りられるんです。
ただし、土日でもすぐに借りたいという方でも条件がありますので当サイトでお金を借りられる業者を確認していただいて、その上でお金を借りるための条件を確認してみてください。
以下は土日祝日でもお金を借りられるキャッシング・カードローンについて、利用しやすい条件順に解説していきます。土日祝日でもお金を借りるキャッシング・カードローンの基本的な考え方や注意点も含めて一番オトクに借りられるポイントを紹介します。
土日祝日でもお金が借りられる条件
平日と土日祝日とでお金を借りるときの大きな違いは、実際に現金を手にするときまでの時間が異なる点です。
どうしても銀行振込まで考えるなら銀行の営業時間内ではない土日祝日にどうやって現金を受け取るかという点で振込可能なのか考える必要があります。
通常、営業時間内、だいたい朝9時から15時までの間に振込依頼までいってしまえば当日振込が可能なのでその時間帯なら気にしなくても良いのですが、土日に振込まで考えるとどこから借りるかということが重要になってきます。
ですので、ポイントは銀行口座を持っているかどうかとなります。
例えば24時間365日振込融資可能な銀行とキャッシング・消費者金融の組み合わせとして、プロミスがあります。
プロミスなら三井住友銀行の預金口座に24時間365日振込融資が可能です。消費者金融大手のアコムも24時間、土日も即日振込が可能です(金融機関・お申込時間帯によってはご利用いただけない場合がございます)。
アコムを使っているということなら楽天銀行の預金口座宛に24時間365日土日祝日も含めて融資が可能となっています。
このように、銀行振込にて融資を考えるなら平日と土日祝日で預金口座を持っているかどうかがポイントになってきます。
土日祝日の融資に対応した銀行の預金口座を持っていない場合
「銀行の口座がない」という方、安心してください。無人機によるローンカード発行という手が残っています。
土日祝日でもお金を借りる場合、一部の消費者金融ならローンカード発行が即日行えてすぐに最寄りのATMなどで借りることができます。
在籍確認についてはネットで申込みした後、会社に居ないなどの情報を電話で伝えて、無人機にローンカードを取りに行く旨、必要書類を必ず送付する(無人契約機やメール送信、FAXなど)旨伝えれば土日祝日でも即日お金を借りることが可能です。
預金口座が必要な場合
上記のように土日祝日でもお金を借りる条件は振込先の預金口座とカードローンの利用元の関係により可能になります。
プロミスで土日祝日も借りるなら三井住友銀行やジャパンネット銀行をはじめとした、全国約200の金融機関の預金口座があると振込融資が可能です。
アコムで土日祝日も借りるなら楽天銀行の預金口座が必要です。
それ以外の口座の場合は営業時間を待って振込となります。
土日祝日でもお金を借りれるおすすめカードローン
土日祝日でもお金を即日借りたい方は振込先の預金口座とお金の借り先の相性がポイントです。
なお、消費者金融、カードローンの審査や借入限度額、返済額などの情報を比較表に掲載していますのでこちらもあわせてご覧ください。
アコム
アコムは楽天銀行の預金口座があれば即時振込融資が可能です。無人契約機でローンカード発行も可能だから借りるまでのスピードが早い!
プロミス
プロミスは無人契約機でローンカード発行後、すぐにコンビニATM等で借りるか三井住友銀行への振込なら24時間365日即日可能です。
土日祝日にお金を借りるときの注意点
在籍確認を通過できるか
無人契約機やネットでのキャッシング申込みで審査の段階で在籍確認が必要となってきます。
土日祝日だと会社がやっていない、会社に居ないというケースがほとんどですからこの在籍確認については工夫が必要です。
通常の流れでネット申込みを行って審査に入りますが、申込後に電話で連絡して会社に居ないので審査を通過するために何とかして欲しいという旨伝えると在籍確認ではなく必要な書類を追加することで在籍確認をクリアすることができます。
例えば、社員証などを提示することで通過することが可能です。
普通に申込みだけするとNGなので交渉することが必要になりますが、一つの手間で土日祝日でもすぐにお金を借りられますので試してみてください。
提出書類の準備は万全か
土日祝日だと上記の在籍確認に関連して必要書類の提示が意外と大変なので、できるだけ準備するようにしましょう。在籍確認を通過するためにも書類の不備なく提示することは必須条件になります。収入証明書なども在籍確認で必要なケースがありますのでできるだけ手元に持っておくと良いと思います。
- 給与明細 直近3ヶ月分
- 源泉徴収票
- 課税証明
- 会社発行の社会保険証
- 社員証、社員カード
その他注意事項
意外と土日祝日で借りるのが難しいのはアルバイトや学生の方です。
給与明細などはアルバイト先から発行されるものがあるかと思いますが、現在も在籍しているかなどの証明は難しいため、通常の審査となるケースがあります。
会社員の場合、社員証や社会保険証などに会社名が記載されているのでこれに加えて給与明細などがあれば確実に在籍していると証明できます。社員証や保険証は会社から離れると社員証は返却、保険証は別の会社名となっているのが普通なので現在も所属していることが証明できるというわけです。
アルバイトや学生、主婦だと意外と難しいので注意が必要です。
その他、収入証明書については借入額に応じて必要になってきますので事前の準備が必要です。
まとめ
カードローンにはお金を借りたい方の本当の目的や重要視したいポイントに沿って一番良い借り方で借りるのが重要です。
お金はどんな人でも借りられるわけではりませんが、自分に一番合うカードローンをしっかり見つけることがポイントになってきます。
金利や対象者も異なる中で借りて返すところまで考えた上で、つまりカードローンの利便性も考えおきましょう。
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