- お金を借りる前に
- お金を借りる・キャッシングとは?
- 著者兼監修者について
- お金を借りる前に確認したいこと
- 今日中に即日お金を借りられる消費者金融・カードローン
- どこで・いくら・いつお金を借りるのかで適切な借り先は異なる
- 即日融資の条件について確認しよう
- お金を借りる消費者金融・銀行カードローンの比較表
- はじめてお金を借りるときの注意点
- その他の方法でお金を借りる
- お金の借り先に応じたメリット・デメリット
- 年収(社会的信用度)で決まる借りられる金額(総量規制)
- 毎月の返済額と金利の関係は?
- お金をかけずに借りるには?無利息について
- 借りると支払う利息(利子)とは(金利と利率)
- 借り入れの利息に注意
- お金を借りるとき闇金などのトラブルを回避するには?
- 会社や家族にバレないでお金を借りるには?
- 国からお金を借りられる公的機関「生活福祉資金貸付制度」
- お金を借りるまでの手順
- お金を借りるときに重要視するポイントを考えておく
- キャッシングで借りたお金は何に使っても良い?
- パート・アルバイトでもお金は借りられる?
- 学生でもお金は借りられる?
- 専業主婦(主夫)でもお金は借りられる?
- 日本の金融業界とその裏側
- キャッシングで破綻!?債務整理のお世話になる人って?
- まとめ
- 参考文献
お金を借りる前に
一昔前にはお金を借りるなんて住宅ローンや自動車のマイカーローン、子供の進学など教育ローンなどで借りるくらいで、消費者金融などからお金を借りること自体、世間一般の認知度は低いものでした。
しかし、21世紀に入ってからはアイフルの子犬を使ったCMや有名芸能人の方を多く起用した広告宣伝でイメージが刷新されてきたことから消費者金融でも”借りやすいイメージ”、”借りる抵抗が薄れた”という声が広がっています。
さらにそれに追随して銀行もカードローンの商品を多く出してきており、銀行の安心感も相まってお金を引き出す感覚で借り入れをするようになってきています。
ただし、お金を借りるということは借金をすること、イメージは良くなっていても実際にはある程度の知識を身に付けておいたほうが何らかの失敗も防げますので当サイト『マネーセレクト』でお金のことを学んでいってください!
お金を借りる・キャッシングとは?
「お金を借りる」、日本ではキャッシングという言葉が使われることがあります。
キャッシングという英語を直訳すると‘融資’、ローンとも呼ばれています。
必要としている人にお金をかすこという意味。借りる側にとってはお金を借りるという意味です。
現在、「キャッシング」の言葉の意味に様々な捉え方がありますが、銀行や銀行に属さない消費者金融などのノンバンク、クレジットカードのキャッシング枠を使った少額融資のことをキャッシングと呼んでいることが多いです。
「キャッシュ」は現金という意味なので現金を借りるということで実際にATM等で現金を直接手にするようなイメージと考えていただいて良いでしょう。
少額の借入と言いましたが、感覚的にはだいたい1万円、3万円、5万円といった金額規模ですね。
消費者金融などで借りる多くの方もそれくらいの10万円以下の少額の借金をしています。
気軽にお金を借りることができるというのもキャッシングとしてのニュアンスもあります。
教育ローン、住宅ローン、カーローン、個人事業融資など用途が決まっている個人向けローンに比べてキャッシングは生活費の足しに、結婚式、葬式、引っ越し、事故、病気、入院などの急な出費で必要なときに使途自由に利用できることが大きな特徴です。
なお、同じように捉えられる言葉として「カードローン」がありますが、カードローンはローンを行うために必要なカードを保持して、それを使って借入をすることなので少額の現金を借りるキャッシングとは違ってもっと広い意味でお金を借りる行為と考えて良いと思います。
最近では多くの銀行が個人向け金融商品としてカードローンを販売していますのでどちらかと言えば銀行で用途不問のお金を借りる行為と考えて良いと思います。
キャッシングとカードローンで若干捉え方は異なっていますが、お金を借りるという行為においては同じことを指すのが一般なので銀行や消費者金融のウェブサイトをみても混乱しないようにしてください。
近年ではスマホで申込、振り込み、ATMで現金引き出し、返済も気軽に、簡単に利用できるようになるなど利便性が向上しています。
当サイトは少額のお金を借りる点において注視すべきポイントや目的にあわせたカードローンの紹介、銀行カードローンのおすすめポイントなどを解説しています。
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キャッシングとカードローンは同じ?
よく混同されますが、本来の意味は異なります。
キャッシングは広義な意味でお金を借りるという意味に対して、カードローンは厳密にはカードを使ってローンを組むという意味があります。
キャッシングの広い意味の中にカードローンがあるというイメージです。
ただし、現実として実際にはキャッシングは約1万~約5万円ほどの消費者金融からの小口融資に対し、カードローンは銀行から数十万から数百万、つまり大口融資と金額の範囲が異なる点で違うイメージがあります。
(一部例外はありますが)カードローンはキャッシングに比べ借りるまでに時間がかかります。
キャッシングが最短・即日なのに対し、カードローンはカードの発行が必要なため、最短・約2日程度要します。
クレジットカードで普及している分割払い、リボ払いも実はカードローンの一部。認識せず、カードローンを利用しているというケースは、意外と少なくありません。
上記のとおり融資額が異なり、キャッシング=消費者金融、カードローン=銀行・クレジットカード会社と借り先も変わってきます。
キャッシングでお金を借りられる年齢制限ってあるの?
銀行や消費者金融からお金を借りるには、年収やお勤め先勤続年数など様々な条件がありますが、年齢が借りられるかどうか問われる必須条件の1つです。
消費者金融や銀行などで問われる年齢条件は若干異なりますが、20歳から65歳前後が一般的とされる条件です。
未成年の方はお金を借りられないということになります。
また上限年齢が65歳前後の理由は、60歳を上限としている銀行や消費者金融もあれば、70歳以下まで融資が可能とみなす銀行もあるからです。
キャッシングの借り先として一般的に消費者金融と銀行、その他のカードローンの概ね3つに分けられますが、銀行が年齢制限が厳しい、消費者金融はゆるいということはありません。
各社年齢制限はバラバラとなっています。下限年齢の20歳というのはほぼ全てのキャッシング・カードローンで共通となっています。
ちなみに年齢制限が一番ゆるい金融会社は、KDDIグループの「じぶん銀行カードローン」、「新生銀行カードローン レイク」、「セブン銀行カードローン」などがあります。
このすべての会社の上限年齢は70歳です。
70歳といえば年金を受給されているおじいちゃん・おばあちゃんのイメージですが、現役(パート)で働いている方もおられますし、定年を約70歳に制定しておる会社もあるので納得できますね。
逆に年齢に厳しい消費者金融、銀行カードローンは「三井住友カードゴールドローン」の55歳、「楽天銀行スーパーローン」の60歳です。
他の消費者金融や銀行はだいたい65歳前後となっています。
以上がお金を借りることができるために問われる、年齢の必要条件となります。
借り入れには年齢以外にも問われる要素も当然あります。
既に借り入れしている方といったケースにおいては、思った通りの額を借りられないということも十分考えられますのでご注意ください。
著者兼監修者について
著者&監修者プロフィール:株式会社Crepas 代表取締役 牧村和慶
お金や借金の問題について法律事務所への取材活動を行い、正しい知識を問題解決に尽力している。
お金を借りる前に確認したいこと
気軽にお金を借りられるようになったとはいえ、何も準備しないで借りることはできません。
特に、すぐに借りたい方や自動契約機で契約する方は最寄りに自動契約機があるかどうかなど地域的な制限があります。
他にも必要書類はどのようなものが必要か知っておくことは早く審査を行って、なるべく早く現金を手にするという目的があるならきちんと準備しておくほうが良いでしょう。
条件次第では必要書類は収入証明書が必要になることもありますのでどれくらいの金額借りるのかという点など、前提の条件次第では準備物が異なってきます
お金を借りる前は以下の点に注意して確認しておきましょう。
借りる前の予備知識
どこで借りるのか、金融業者選びそのものについても考えておいたほうが良いでしょう。もちろん、その後に準備するべきものはすぐに用意できるようにしたほうが良いです。
- どこで借りるのか金融業者の目星をつけておく
- お金を借りるときの最優先事項を考えておく
- 即日借りたい、審査が通りやすいほうが良い、低金利、無利息、etc…
- いくら借りるのか
- どれくらいの期間借りるのか、返済期間をどうするか
- 審査・契約に必要な書類を準備する
- 自動契約機で借りる場合は周辺にあるか
上記の点については申し込みをする前に確認しておいたほうがスムーズです。
目的等、優先度を踏まえ、どこの貸付業者から借りるのかを決める
まずはどこの金融業者から借りるのかを決める必要があります。
借り先の特徴(消費者金融・銀行)をご覧いただければと思いますが、各社様々な特徴がある中、どこの会社からお金を借りるのかということは決めなければなりません。
消費者金融なのか銀行のカードローンを利用するのか、それらは目的や重視したい優先度に合わせて最適な会社を選ぶことです。
今日中に借りたい、即日キャッシングをしたいのか、審査が通りやすいほうが良いのか、低金利を希望するのか、無利息期間があるカードローンが良いのか、様々な優先度があると思います。
それらを踏まえて当サイトではこのような目的ならココ!といったように紹介していますので個々のおすすめランキングなど是非ご覧になってください。
いくら借りるのか
そもそも、いくら借りるのかは決めておいたほうが良いですね。
正直、私は数万円しか借りないので10万を超えるような額を申し込んだことはありませんが、額が多ければ多いほど審査は通りくくなります。年収との兼ね合いもあるようですからね。
いくら借りるのかというのも決めておかないと、それも金融業者の選定次第で変わってきます。
その額なら審査は通らないとか、通っても額はかなり落ちるとか、そのようなことはよくある話です。
少ない借り入れ額ならそれほど気にすることはないでしょうが、10万円を超えるようなら中小の消費者金融などは選択肢に入らないのかもしれません。
どれくらいの期間借りるのか、返済期間はどうするか
これは返済能力次第となってきますが、毎月どのくらい返せるかという点に応じて決めるよう必要があります。
これも金融業者毎に異なることですが、最低返済額というのが決まっています。
消費者金融は比較的少ない金額での返済で良いようですが、銀行は厳しいところもあります。
どれくらいの期間で返すか次第で毎月の返済額が変わってきますので、毎月どれくらの額を返済するか、返済期間はどれくらいの期間を掛けて返済するつもりなのか考えておく必要があります。
まさに計画的に借りましょうという話なので、あまり無理な額を借りたいすると破綻しますので借りる前からそういった可能性もあるんだと心に留めておいたほうが良いでしょう。
その点、私は自己破産などしたくない!とずっと思っていたので2,3万円しか借りないというルールを決めて借りていました。
審査に必要な書類を用意する
これはスグに借りたいという方ならなおさらで、今日中にすぐに借りるためには準備して欲しいと言われた書類を手元に用意してすぐに提出できるようにしたほうが良いでしょう。
どれくらい借りるのかということに関係しますが収入証明書を提出する必要も場合によってはあるので源泉徴収票など自宅の棚にしまってあるものを持ってこなければなりません。
基本的には運転免許証か健康保険証になりますので事前にコピーして持っておくか、写真撮影して提出できるように準備しておくことをおすすめします。
自動契約機が周辺にあるか確認する
すぐに借りたい方や当日申し込みの14時を越えてしまったような場合はすぐに借りることを考えると自動契約機を使ったほうがスムーズです。
自動契約機なら必要書類提出の後、カード発行がその装置でできますのでそこまで行ってしまえば現金を借りることは容易です。
やはり近くに自動契約機があるかどうかは調べておく必要があります。
近くにあればいいですが、遠くにあるようならすぐに借りることは難しいでしょう。
審査OKとなった後にローン契約機に直接行くわけですが近くにないことにはローンカードは発呼されません。今日中に借りたいとなったらローン契約機にすぐ行けることが条件にもなりますので事前にどのあたりにあるのか確認して置く必要があります。
ローン契約機が利用できるキャッシングは大手のプロミスやアコム、SMBCモビット、アイフル、レイクALSAなどです。カードローンにおいては三井住友銀行でプロミスのローン契約機が利用できるのが特徴です。
当日夜の申し込み時間のリミット
当日借りるためにはいつまでにキャッシング、カードローンの申し込みをしておくべきかもポイントになります。ポイントは審査回答をその日のいつまでに行われるのか、夜何時までに申し込みをすれば審査回答が間に合うのか確認が必要です。
審査についてはほとんどのカードローンでは平日または土日祝日も14時や15時までとしている銀行が多いです。消費者金融では大手の会社が夜まで受け付けています。たいていはローン契約機が営業している時間帯であれば審査回答も可能というところが多いです。
ただし、借り入れの申し込みは夜でもできますが審査回答は早くても30分かかるところが多いので審査回答時間を踏まえてローン契約機などの営業時間を越えないように時間はなるべく早いほうが良いです。
その他注意事項
上記した内容に加えて、気をつけておくべき点を解説しておきます。
運転免許証などの提出書類が必要なケースでは大手の金融機関ならスマホ等のカメラで運転免許証を撮影してそのデータをすぐに送れるようにしているところが多くなってきました。
ですので、早く借りる、即日融資を実現するためにはスマホの操作方法や金融業者のウェブサイトに書かれていることがしっかり理解できるようになったほうがメリットが大きいです。
ローン契約機での操作もそうですが、ある程度、パソコンなど機械設備に慣れていることも早く借りる条件と言えるでしょう。
2013年より出資法と利息制限法の間にあったグレーゾーン金利、闇金などの借金問題がたくさん起きています。最高裁の過払い返還の判決が下された後の過払い金請求ブームを取材する中で無理なお金の借り方をしている人多いのが現状です。
今日中に即日お金を借りられる消費者金融・カードローン
少額な金額でも融資額に関わらず今日中に、すぐにお金を借りるなら審査時間が短い点やATMやスマホアプリで借りられるなどの利便性を重視して選ぶことが重要となってきます。
ここで紹介する消費者金融や銀行のカードローンは、多くある日本の金融業者の中でも特に審査時間が短かったり、審査基準が独自のため他で借りられなかったけどここで借りられたといったケースもあるため、複数紹介しています。
モビット
モビットはSMBCグループのカードローンで、現在、「Tカードプラス」というクレジットカード、カードローン、Tポイントカードの3つのサービスが統合され人気となっています。
- カードローン、クレジット、Vポイント(旧Tポイント)が1枚に
- カードローンは実質年率3.0%~18.0%
- 返済するたびにTポイントが貯まる
- クレジットカード払い毎にTポイントが貯まる
実質年率 | 3.0~18.0% |
---|---|
審査時間 | 最短30分 |
限度額 | 800万円 |
保証会社 (審査会社) |
SMBCモビット |
融資対象者 | 定期的な収入のある方、パート・アルバイト |
無利息 | - |
収入証明書 | 必要 |
口座開設 | 不要 |
SMBCモビット nextはVポイントなど3つの機能が統合された機能型カードです
プロミス
プロミスはSMBCグループのATMで借り入れ・返済ができる消費者金融のカードローンです。50万円までは収入証明書が不要なので比較的借りやすい消費者金融です。
アコム
アコムは消費者金融の中でも独自に審査基準で融資を行う金融業者です。パート・アルバイト、学生、専業主婦の方でも借りられるのが大きな特徴です。全国の「むじんくん」自動契約機が多いのも利便性の点でメリットです。
三井住友銀行カードローン
三井住友銀行カードローンは銀行口座を持っていない方でも申込み可能な銀行のカードローンになります。SMBCコンシューマーファイナンス独自の審査のため低金利で借りられるのが特徴です。
レイク
レイクは新生フィナンシャルグループの消費者金融です。30日間と180日間の無利息サービスがあるため早期に返済する場合はお得です。
アイフル
アイフルは通常のカードローンと女性向け少額融資のアイフルSuLaLiがあります。最短18分で審査完了するのが大きな特徴となっています。
どこで・いくら・いつお金を借りるのかで適切な借り先は異なる
お金を借りたい方にとってお金が必要な状況は様々です。
ひとりひとりの状況にあわせて最適な選択肢というものが存在します。
お金を借りるといっても簡単なことではありませんし、お金を借りたからにはお金を返さなければなりません。
安易に借りようとせず、借りた後のことも考えておくことが大切です。
お金を借りるとき何を優先とするのか考えておくのが大切
まずは、どこで借りるのか、消費者金融なのか、銀行なのかそれともクレジットカードを当てにするのかなど、どのようなところからお金を借りるのかだけでも考えることがたくさんあります。
その他にも、あなた自身が既に借りた経験があるとか、すでに借り入れがあって返済途中であったり、融資額がある程度膨らんでしまっているとか、そのあたりの点も考慮する必要があります。
例えば、初めてお金を借りるという方ならCMや電車広告でよく目にする有名どころの消費者金融でもいいですし、銀行でもカードローンを利用して借り入れが簡単にできることでしょう。
もちろん、安定した収入がある方や20歳以上の方といった前提条件はありますが、一番借りやすい人は初めて借りるという方です。
消費者金融や銀行カードローンなどを利用したことがある方は返済がきちんと進んでいれば現在お使いのカードローンでも良いですし、返済が終わっているような方なら新規開拓して別のカードローンでも借り入れできると思います。
ただ借りるだけならどこでも可能と言えば可能ですが、返済が一番ラクになる借り方や、借り入れした金額、すぐに現金が欲しいという方にとってはどこでも良いというわけではありません。
他にも現金は少額で良いという方やすぐに明日にでも現金が欲しいという方でもおすすめできる金融業者は異なります。
他のサイトや広告が良く出ている会社があなた自身にとって一番良いというわけではありませんのでその点は注意したほうが良いでしょう。
当サイトではこのような方はここの金融業者が良いですよ、といった形でおすすめの会社を紹介していますので参考にしていただければと思います。
即日融資の条件について確認しよう
審査について
どの消費者金融、カードローンでも第一関門として審査に通ることが融資を受けるための大前提となります。審査に通らなければお金は借りられません。審査にとっても希望額に届かないと意味がありませんので審査に通ることが第一に求められます。
その上で、審査回答時間も早ければ速いほど良いということになります。当サイトで比較している消費者金融や銀行カードローンでは最短で30分というのが業界最速になります。一部、審査回答時間が15分というのもありますがだいたいは30分程度になることが多いので基本的な回答時間は最速で30分とみておきましょう。即日審査を受ける上ではスピードが求められますので速いほど速いほうが良いということになります。
次に、審査の回答方法ですがほとんどの消費者金融とカードローンにおいては電話またはメールになります。一部書面にて審査回答を通知するところもありますが、即日融資においては論外です。できればメールで受け取るほうが電話に出られないことも加味するとメールが良いでしょう。
当サイトで分析した結果ですが、審査回答が早い貸付業者の特徴として消費者金融のほうが早いことが多いです。銀行カードローンでも審査回答が早いカードローンがありますが、保証会社・審査会社としてアコムやプロミスなどの消費者金融系の会社が入っていることが多いので、それが影響しています。
なお、審査は当日審査回答するためには午後2時までといった時間で区切っている貸付業者もありますので当日に審査回答してもらうために何時までに申し込みが完了しておくべきかは考えておいたほうが良いでしょう。
振込かローンカード利用か
ローンの審査に通ると最終的にはどのような手段で借り入れを行うか考える必要があります。通常の借り入れ方法としてはATMによるローンカードを利用しての現金借入になります。コンビニATMや銀行ATMなどどこにでもある場所で借り入れが簡単に行えるのがカードローン、キャッシングの大きな特徴です。この場合、ローンカードを利用することになりますので即日融資の場合はローンカードをいかに早く手に入れるのかがポイントになります。
ローンカードを利用する場合、つまりATMで借り入れを行う場合はローンカードをどのように当日入手することになるかが難しいところです。ほとんどのカードローンの場合は郵送によるローンカード配送ということになりますので郵送でのローンカード入手は即日融資は実質不可能です。しかし、消費者金融や一部の銀行カードローン(三井住友銀行カードローン)はローン契約機が利用できるので申し込み後にローン契約機で鉄付きを行えばその場でローンカードを発行してもらうことが可能です。
他の方法としては振込というのもあります。振込ならインターネットバンキングのようなWEBサイトから振込手続きを行えば即時に振り込んでもらえるので確実なのは振込による即日融資でしょう。ただし、カードローン、キャッシングの申し込み銀行の預金口座を持っていてインターネットバンキングが利用できるようになっているなどの細かい条件が必要なケースもあります。これに関連してWEB完結のネット上で簡単に手続きが完了する方法をとるなどの細かい条件もありますので注意が必要です。
提出書類について
一般的にカードローン、キャッシングの利用時には2つの種類の提出書類が求められます。身分証明となる運転免許証や住民票、外国人の方は永住権が証明できるもの、パスポートなどのいずれかのコピーを提出することになります。
もう一つの提出書類は所得証明書です。源泉徴収票、過去3ヶ月分の給与明細、確定申告、納税証明書などのコピーです。こちらは借り入れ額に応じて必要か否かを各貸付業者が取り決めを行っているのでそれに従って提出することになります。
これらは審査通過後に提出することになりますが所得証明書については即日融資を受けるなら借り入れ額は小さくしておいたほうが良いでしょう。つまり、所得証明書を求められない、提出しなくても良い範囲で借り入れをするということです。提出書類が少ないほうが手続き上早くなります。
また、場合によっては身元の証明を行う身分証明書の提出を行わなくても良いカードローン、消費者金融も存在します。例えば三井住友銀行カードローンの場合、既に三井住友銀行の普通預金口座・キャッシュカードを持っている場合はWEB完結という申し込みが簡単な方法を利用すればそれほど手間もかからず楽ですし、早いキャッシング利用が可能になります(※50万円を超えるお申込みの場合収入証明書が必要です)。
以上のように提出書類は出来るだけ少ないほうが早く借り入れができますし自身の手間も省けるのでなるべく早くお金を借りたいなら提出物が無いような形で申し込みから借り入れ利用までできる手段をとったほうがより確実です。
在籍確認について
消費者金融によるキャッシングや銀行のカードローン利用においては審査通過後、在籍確認が行われるのが一般的です。在籍確認は本人の意志を確認することと、安定した収入が本当にあるのかという点を側面から確認するために勤務先に連絡して本人が在籍しているかを確認するために行われます。
即日融資を実現するには出来るだけ借り先からの電話連絡は無いほうがベストです。その点、モビットはWEB完結なら電話連絡無しで利用できるのが特徴です。また勤務先にではなく本当に本人かどうか確認する在籍確認であればスピードは早いです。
勤務先に在籍確認を行う場合は土日祝日は勤務先そのものが休業しているところがほとんどでしょうから在籍確認がある場合は平日に借り入れの申し込みを行うべきです。在籍確認ができずに手続きが先に進めなかったというケースもありますので土日祝日も申し込みや審査が可能でも在籍確認が確実にできる平日の日中帯に申し込みは行ったほうが良いでしょう。
銀行口座の有無
消費者金融やカードローンで即日融資のために手続き上銀行口座を持っていないと手続きが長くなってしまって即日融資が実現できないケースもあります。
上述しましたが銀行口座を持っているだけで運転免許証などの提出書類が不要となることが多いので指定の銀行口座を持っているだけで即日融資の可能性が高まります。
ローンカードの発行も不要となることが多いのも銀行口座の有無で変わってきます。例えば、現在持っているキャッシュカードにカードローン機能を付与することができるカードローンもあります。三井住友銀行の場合はキャッシュカードがあればローンカードをすぐに付与できてコンビニATMなどでも引き出せるようになります。
また、キャッシュカードを持っているということはインターネットバンキングも利用できる環境にあるはずなのでインターネットバンキングが利用できる状態であればキャッシングの振込の依頼がスムーズに行なえます。
なお、銀行カードローンの場合はその銀行の預金口座を保有していることが有利になりますが、消費者金融の場合は銀行ではありませんので指定の銀行口座を持っていることが条件になります。その多くは資本関係にある銀行口座を持っていると便利な点が多いです。
お金を借りる消費者金融・銀行カードローンの比較表
日本の主要な消費者金融や銀行のカードローンについて、実質年率(金利の下限金利・上限金利)、審査時間、融資スピード、月々の最低返済額、特徴や評判解説、無利息サービスの有無などキャッシングを行うときの比較ポイント毎に一覧表にしました。
消費者金融のスペック比較表
→→表は右にスクロールできます→→
種別 | 実質年率 | 審査時間 | 限度額 | 保証会社 (審査会社) | 融資対象者 | 無利息 | 収入証明書 | 口座開設 | 最低返済金額 | |||
アルバイト | 学生 | 専業主婦 | ||||||||||
プロミス | 消費者金融 | 4.5~17.8% | 最短3分(※2) | 500万円 | プロミス | ○ | ○ | ✕ | 30日間 | 50万円まで不要 | 不要 | 2,000円 |
アコム | 消費者金融 | 3.0~18.0% | 最短30分 | 800万円 | アコム | ○ | ○ | ○ | 30日間 | ※ | 不要 | 3,000円 |
モビット | 消費者金融 | 3.0~18.0% | 最短30分 | 800万円 | SMBCモビット | ○ | ✕ | ✕ | - | 必要 | 不要 | 4,000円 |
レイク | 消費者金融 | 4.5~18.0% | 最短15秒 | 500万円 | 新生フィナンシャル | ○ | ✕ | ✕ | 30日間 180日間 | 必要 | 不要 | 3,000円 |
アイフル | 消費者金融 | 3.0~18.0% | 最短18分 (※1) | 800万円 (※1) | アイフル | ○ | ✕ | ✕ | 最大30日間(※1) | 不要(※1) | 不要 | 4,000円 |
アイフルSuLaLi | 消費者金融 | 18.0% | 最短18分 (※1) | 10万円 (※1) | アイフル | ○ | ✕ | ✕ | 最大30日間(※1) | 不要(※1) | 不要 | 4,000円 |
アイフル ファーストプレミアム カードローン | 消費者金融 | 3.0~9.5% | 最短18分 (※1) | 800万円(※1) | アイフル | 条件あり | ✕ | ✕ | 最大30日間(※1) | 不要 | 不要 | 26,000円 |
三井住友カード ゴールドローン | 消費者金融 | 4.5~18.0% | 最短即日 | 500万円 | 三井住友カード | ✕ | ✕ | ✕ | 30日間 180日間 | 100万円まで不要 | 不要 | 3,000円 |
キャッシングのフタバ | 消費者金融 | 14.959~ 17.950% |
最短即日 | 200万円 | フタバ | ○ | ✕ | ✕ | 30日間 | 50万円まで不要 | 不要 | 2,300円 |
ノーローン | 消費者金融 | 4.9~ 18.0% |
最短即日 | 300万円 | シンキ | ○ | ✕ | ✕ | 7日間 | 50万円まで不要 | 不要 | 2,000円 |
ライフティ | 消費者金融 | 8.0~20.0% | 最短即日 | 500万円 | ライフティ | ○ | ✕ | ✕ | 35日間 | 必要 | 不要 | 5,000円 |
フクホー | 消費者金融 | 7.3~18.0% | 最短即日 | 200万円 | フクホー | ○ | ✕ | ○ | - | 必要 | 不要 | 借入額で変動 |
ベルーナノーティス | 消費者金融 | 4.5~18.0% | - | 300万円 | サンステージ | ○ | ✕ | ○ | 14日間 | 50万円 まで原則不要 |
不要 | 2,000円 |
ビジネスパートナー ビジネスローン |
事業性融資 | 9.98~18.0% | - | 500万円 | ビジネスパートナー | ✕ | ✕ | ✕ | - | 必要 | 不要 | 借入額で変動 |
注釈
※1:アイフル・アイフルSuLaLi アイフルの無利息期間は最大30日間(はじめての方)となります。最短18分の審査時間はお申込の状況によってはご希望にそえない場合がござ
収入証明書について、アイフルの利用限度額が50万円以下、且つ他社を含めた借入総額100万円以下の場合となります。
※2:プロミス ※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
銀行カードローン、信用金庫のスペック比較表
→→表は右にスクロールできます→→
種別 | 実質年率 | 審査時間 | 限度額 | 保証会社 (審査会社) | 融資対象者 | 無利息 | 収入証明書 | 口座開設 | 最低返済金額 | |||
アルバイト | 学生 | 専業主婦 | ||||||||||
三菱UFJ銀行 カードローン | 銀行 | 4.6~14.6% | 最短30分 | 500万円 | アコム | ○ | ✕ | ✕ | - | 100万円まで不要 | 不要 | 2,000円 |
三井住友銀行 カードローン | 銀行 | 1.5~14.5% | - | 800万円 | SMBCコンシューマーファイナンス | ○ | - | - | - | - | 不要 | 2,000円 |
オリックス銀行 カードローン | 銀行 | 1.7~17.8% | 2-3営業日 | 800万円 | オリックス・クレジット株式会社または 新生フィナンシャル株式会社 | ○ | ✕ | ✕ | - | - | 不要 | 7,000円 |
ソニー銀行 カードローン | 銀行 | 2.5~13.8% | 最短60分 | 800万円 | アコム | ○ | ✕ | ✕ | - | 300万円まで不要 | 不要 | 2,000円 |
みずほ銀行 カードローン | 銀行 | 2.0~14.0% | 最短当日 | 800万円 | オリエントコーポレーション | ○ | ✕ | ✕ | - | 50万円まで不要 | 不要 | 2,000円 |
じぶん銀行 カードローン | 銀行 | 2.4~17.5% | 最短即日 | 800万円 | アコム | ○ | ○ | ○ | - | 300万円まで不要 | 不要 | 1,000円 |
イオン銀行 カードローン | 銀行 | 3.8~13.8% | 最短即日 | 800万円 | イオンクレジットサービス | ○ | ✕ | ○ | - | - | 必要 | 1,000円 |
セブン銀行 カードローン | 銀行 | 15% | 最短10分 | 50万円 | - | - | - | - | - | 200万円まで不要 | 必要 | 5,000円 |
りそな銀行 クイックカードローン | 銀行 | 9.0~12.475% | 最短2時間 | 200万円 | りそなカード | ○ | ✕ | ✕ | - | 100万円まで不要 | 必要 | 10,000円 |
りそな銀行 プレミアムカードローン | 銀行 | 3.5~12.475% | 最短2時間 | 800万円 | オリックス・クレジット | ○ | ✕ | ✕ | - | 300万円まで不要 | 必要 | 10,000円 |
りそな銀行 プレミアムフリーローン | 銀行 | 5.7~6.0% | 最短2時間 | 500万円 | オリックス・クレジット | ○ | ✕ | ✕ | - | 300万円まで不要 | 必要 | 変動 |
りそな銀行 プライベートローンJ | 銀行 | 6.2~13.7% | 最短2時間 | 300万円 | JCB | ○ | ✕ | ✕ | - | 300万円まで不要 | 必要 | 変動 |
静岡銀行カードローン | 銀行 | 4.0~14.5% | 最短30分 | 500万円 | 静銀ディーシーカード | ○ | ✕ | ○ | - | 300万円まで不要 | 不要 | 2,000円 |
住信SBIネット銀行カードローン | 銀行 | 1.99~7.99% | 最短即日 | 1000万円 | - | - | - | - | - | 500万円まで不要 | 必要 | 2,000円 |
PayPay銀行 | 銀行 | 1.59~18.0% | 最短60分 | 1000万円 | SMBCコンシューマーファイナンス | ○ | ✕ | ○ | - | 必要 | 不要 | 1,000円 |
東京スター銀行 カードローン | 銀行 | 4.5~14.6% | 最短即日 | 500万円 | 新生フィナンシャル | ○ | ○ | ○ | - | 300万円まで不要 | 必要 | 5,000円 |
東日本銀行 カードローン | 銀行 | 2.9~14.5% | 最短即日 | 500万円 | SMBCコンシューマーファイナンス | ○ | ✕ | ○ | - | 300万円まで不要 | 必要 | 10,000円 |
きらぼし銀行 カードローン | 銀行 | 3.4~14.8% | 最短即日 | 300万円 | 八千代信用保証 | ○ | ✕ | ✕ | - | 不要 | 必要 | 10,000円 |
大和ネクスト銀行 フリーローン | 銀行 | 4.0~9.5% | - | 500万円 | - | ○ | ○ | ✕ | - | 200万円まで不要 | 必要 | 10,000円 |
千葉銀行 カードローン | 銀行 | 4.3~14.8% | 最短即日 | 500万円 | エム・ユー信用保証 | ○ | ✕ | ✕ | - | 不要 | 不要 | 10,000円 |
横浜銀行カードローン | 銀行 | 1.9~14.6% | 最短即日 | 1000万円 | SMBCコンシューマーファイナンス | ○ | ✕ | ○ | - | 300万円まで不要 | 必要 | 2,000円 |
武蔵野銀行 カードローン | 銀行 | 6.0~14.8% | - | 500万円 | - | - | - | - | - | 300万円まで不要 | 不要 | 10,000円 |
常陽銀行 カードローン | 銀行 | 7.8~14.8% | 最短60分 | 500万円 | アコム | ○ | ○ | ○ | - | 不要 | 不要 | 2,000円 |
栃木銀行 カードローン | 銀行 | 4.0~14.8% | 最短即日 | 500万円 | エム・ユー信用保証 | ○ | ✕ | ✕ | - | 必要 | 必要 | 5,000円 |
群馬銀行 カードローン | 銀行 | 5.975~ 9.975% | 最短即日 | 200万円 | 群馬信用保証 | ○ | ✕ | ✕ | - | 必要 | 必要 | 10,000円 |
足利銀行 カードローン | 銀行 | 5.8~14.8% | 最短即日 | 500万円 | アコム | ○ | ✕ | ○ | - | 不要 | 不要 | 2,000円 |
京葉銀行 カードローン | 銀行 | 4.5~13.0% | 最短即日 | 300万円 | かんそうしん | ○ | ✕ | ✕ | - | 必要 | 不要 | 10,000円 |
きらぼし銀行 パーソナルカードローン | 銀行 | 9.8% | - | 100万円 | とみん信用保証 | ○ | ✕ | ✕ | - | 必要 | 必要 | 10,000円 |
筑波銀行カードローン | 銀行 | 6.0~14.6% | 2日以内 | 500万円 | 新生フィナンシャル | ○ | ○ | ○ | - | 必要 | 必要 | 2,000円 |
山梨中央銀行 カードローン | 銀行 | 5.0~13.5% | - | 300万円 | 山梨中銀ディーシーカード | ○ | ✕ | ○ | - | 必要 | 必要 | 3,000円 |
千葉興業銀行 カードローン | 銀行 | 4.5~14.6% | - | 500万円 | リエントコーポレーション | ○ | ✕ | ○ | - | 必要 | 必要 | 10,000円 |
北海道銀行カードローン | 銀行 | 2.0~14.95% | 最短15分 | 800万円 | アコム | ○ | ✕ | ○ | - | 500万円まで不要 | 不要 | 1,000円 |
青森銀行 カードローン | 銀行 | 2.4~14.5% | - | 1000万円 | アコム | ○ | ✕ | ○ | - | 必要 | 不要 | 2,000円 |
みちのく銀行 カードローン | 銀行 | 4.9~14.0% | - | 500万円 | オリエントコーポレーション | ○ | ✕ | ○ | - | 300万円まで不要 | 必要 | 5,000円 |
福岡銀行カードローン | 銀行 | 3.0~14.5% | 最短2日 | 1000万円 | SMBCコンシューマーファイナンス | ○ | ✕ | ○ | - | 300万円まで不要 | 不要 | 2,000円 |
七十七銀行 カードローン | 銀行 | 4.9~14.8% | - | 500万円 | エム・ユー信用保証 | ○ | ✕ | ✕ | - | 100万円まで不要 | 不要 | 10,000円 |
西日本シティ銀行 カードローン | 銀行 | 3.0~14.5% | 最短30分 | 50万円 | 九州カード or ワイジェイカード | ○ | ✕ | ○ | - | 不要 | 必要 | 5,000円 |
京都銀行 カードローン | 銀行 | 3.975~ 11.975% | - | 500万円 | 京都クレジットサービス | ○ | ✕ | ○ | - | 50万円まで不要 | 必要 | 10,000円 |
広島銀行カードローン | 銀行 | 3.475~ 13.975% | 最短即日 | 500万円 | ひろぎんカードサービス | ○ | ✕ | ✕ | - | 300万円まで不要 | 必要 | 変動制 |
八十二銀行 カードローン | 銀行 | 6.475~ 13.575% | - | 300万円 | 八十二信用保証 | ○ | ✕ | ✕ | - | 必要 | 必要 | 10,000円 |
群馬銀行 カードローン | 銀行 | 2.8~14.5% | 最短即日 | 800万円 | アコム | ○ | ✕ | ○ | - | 500万円まで不要 | 不要 | 2,000円 |
北陸銀行 カードローン | 銀行 | 6.8~14.6% | - | 500万円 | 北陸カード | ○ | ✕ | ○ | - | 不要 | 必要 | 10,000円 |
中国銀行 カードローン | 銀行 | 5.5~14.5% | 最短即日 | 500万円 | 中銀カード | ○ | ✕ | ○ | - | 100万円まで不要 | 必要 | 10,000円 |
十六銀行 カードローン | 銀行 | 4.6~14.6% | 最短即日 | 500万円 | アコム | ○ | ✕ | ○ | - | 300万円まで不要 | 不要 | 2,000円 |
愛知銀行 カードローン | 銀行 | 4.9~13.5% | 数日 | 500万円 | オリエントコーポレーション | ○ | ✕ | ✕ | - | 200万円まで不要 | 必要 | 20,000円 |
名古屋銀行 カードローン | 銀行 | 5.5~10.5% | - | 200万円 | 名古屋カード セディナ | ○ | ✕ | ✕ | - | 300万円まで不要 | 必要 | 10,000円 |
ゆうちょ銀行カードローン | 銀行 | 7.0~14.9% | 最短30分 | 500万円 | SDP スルガ銀行 |
○ | ✕ | ○ | - | 不要 | 不要 | 3,000円 |
JAバンク カードローン |
農協 | 変動 | - | 500万円 | 三菱UFJニコス | ○ | ✕ | ✕ | - | 必要 | 必要 | 10,000円 |
京都中央信用金庫 | 信用金庫 | 4.0~14.5% | - | 300万円 | オリエントコーポレーション | ○ | ✕ | ○ | - | 不要 | 必要 | 2,000円 |
岡崎信用金庫 | 信用金庫 | 5.0~ 10.0% |
- | 100万円 | しんきん保証基金 | ○ | ✕ | ✕ | - | 必要 | 必要 | 5,000円 |
埼玉縣信用金庫 | 信用金庫 | 13.5% | - | 50万円 | しんきん保証基金 | ○ | ✕ | ○ | - | 不要 | 必要 | 10,000円 |
※みずほ銀行:※住宅ローンのご利用で、本カードローンの金利を年0.5%引き下げます。引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%です。
キャッシングのスペックには踊らされないこと!
上記の比較表で分かるように事業者によって金利や限度額など様々でキャッシング業界は各社で見た目上のスペック争いが行われています。
つまり、自社を選んで欲しいがために他社よりもスペックが高い、つまり、金利が低い、融資限度額が高い、審査がゆるい、返済が楽、契約が簡単、収入証明書不要、即日審査や即日融資のスピードが早いなどの借りてもらえる理由になるポイントを希望者に訴求しています。
しかし、実際には審査次第なので各社が打ち出している利点をそのまま享受できるということはほとんどありません。
ですので、限度額目一杯まで借りられることはほとんど無いですし、金利が低いと謳っている銀行でも結局上限金利で借りることになったり、即日審査・即日融資可能とメリットを打ち出している業者でも審査状況次第でなんだかんだで時間がかかって即日融資を受けられないこともあります。
即日融資に関して言えば、結局その銀行口座が必要だったりしますので全員が全員即日融資が受けられるようなことはありません。実は事細かい条件があります。それをクリアできるのはかなり少ないでしょう。
他には収入証明書が不要と言っている企業でも大抵の人は不要とされる借入額の上限を下回っていたとしても収入証明書の提出が求められます。
そういったことを念頭にご自身の重要視される事項に対して複数社から可能性が高い金融業者を見つけるということが賢い選び方と言えるでしょう。
キャッシング業者比較のポイント
上記でスペックに惑わされないようにと言いましたが、考えておくべきポイント、何を重視するかで検討すべき貸付業者は変わってきます。比較ポイントをまとめましたで参考にしてみてください。
審査時間が短い
通常、業者を比較する上で一番重視するところだと思います。やはり早く現金が欲しいというシーンはキャッシングする方でほとんど考えていることなので、審査時間が短い業者を選ぶことで融資までの時間も短く抑えることが可能になります。
ただし、あくまで審査までの時間なので、指定の口座が必要だったり、ローンカードを手にするまで時間がかかったり、在籍確認に時間がかかったりと厳密にはクリアしなければならないポイントがいくつかあります。それでも審査時間が短い業者は融資までのスピードも相対的に早いので審査時間の短さは要チェックです。
審査保証会社
お金を借りる方で気にしたことが無いという人も多いと思いますが、保証会社は違うカードローンでも同じ保証会社を使っていることがあります。保証会社は審査も行っている会社になりますので、審査スピードや審査基準、審査通過率など大きな影響がありますので審査に不安があるならどのような会社が保証会社となっているか確認してみてください。
金利が低いこと
金利が低い=利息が少ない、ということになります。利息が大きければ元金に加えて返済する金額が大きくなるので出来るだけ金利が小さいほうがお得に借りられるということになります。利息制限法の中で金融業者は金利を上限金利と下限金利として決定していますが、ほとんどの少額ローンや初めて借りるような場合は上限金利目いっぱいに設定されることが多いです。少しでも利息を小さくしたいということなら上限金利ができるだけ低いカードローンを選ぶと良いでしょう。
なお、他にも無利息サービスを受けることで利息を低くすることが可能です。とにかくお得に借り入れしたいということなら無利息サービスも検討すると良いでしょう。
融資対象者
会社員で正社員の方、派遣社員、契約社員の方など一定の身分で会社に勤務されている方なら年齢次第で誰でもキャッシングが利用できます。ただし、パート・アルバイトの方、学生の方、専業主婦の方は制限が入ることがあります。特に学生や専業主婦(配偶者に安定収入あり)の方は借りられる業者が限られますので注意してください。
在籍確認がない
審査の一つとして自宅や勤務先への在籍確認があります。当サイトでは比較表等に掲載していませんが、ほとんどの会社で在籍確認が必要になります。一部、勤務先への在籍確認無しで書類のみでOKな業者もありますので会社や家族にバレないで利用したいという方はそちらも検討してみてください。
収入証明書の必要可否
収入証明書は勤務されている会社に属す証明にもなりますし、年収がこれだけあるという証明にもなります。消費者金融は比較的小さい額でも必要になってくることがありますが、銀行はある程度高額な借入になっても収入証明書が必要ないケースが多いです。ただし、こちらはあくまで「原則不要」としているだけで収入証明書として源泉徴収票などの提出が求められることが多いようです。
はじめてお金を借りるときの注意点
はじめてお金を借りるとき、何を考えてお金を借りますか?様々な不安はつきものです。
ちゃんと返せるだろうか・・・
なんだか恥ずかしい・・・
自分なんかにお金を貸してくれるだろうか・・・
そもそも審査に通るだろうか・・・
いくらくら借りられるだろうか・・・
闇金など悪い業者に引っかからないだろうか・・・
金利とか業界用語がよくわからないから不安・・・
みなさん同じような不安を抱えつつ最初は借りているものです。不安がある中でもまずはちゃんと返せる道筋をつけておくことで不安は解消されます。
当ページではお金を借りる前にしっておくべきポイント、注意点、変な業者に騙されない・詐欺にあわないようにある程度の知識を身に付けておくべきことなど総合的な情報をまとめてお伝えしています。
お金を借りられる金融業者は主に3種類
お金を借りるときパッと思いつくのは銀行でしょうか、それともテレビCMをたくさんやっている消費者金融でしょうか。
日本には意外にもお金を借りられる会社はたくさんあります。海外に比べると相当多いと言われています。
日本には何千とある貸金業者があり、それらは「消費者金融」、「銀行」、「街金」、「クレジットカード」、「ヤミ金」など様々な事業者の種類がありますのでまずはどこから借りるのが良いか考える必要があります。その考え方はこのページで解説する特徴を踏まえ、お金を借りる上で重要視したいことを考えながら決める必要があります。
お金を借りる、キャッシングを利用する借り先は、以下の主に3つがあります。
消費者金融:プロミス、アコム、アイフル、モビットなど
銀行:東京三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、オリックス銀行などメガバンクから地方銀行まで
クレジットカード:三井住友カード、オリックスビップローンなど
その他:信用金庫
キャッシングで1番利用されているのは、消費者金融。
理由は審査に時間がかからず、即日と手軽に借りることができるからです。
最近ではCMや広告などでも多くみかけ、身近に感じるようになりました。
それに対し、銀行やクレジットカード会社は、借り入れまで時間がかかりますが、金利が低いというメリットがあります(消費者金融なのが初心者約18%なのに対し、銀行やクレジットカード会社は約10~18%※ケースに応じ変動します)。
そのため約10万円と超える範囲では銀行やクレジットカード会社が選ばれます。
その背景に‘総量規制’も関係しています。
総量規制とは、年収の1/3を超える金額を融資できる法律。
消費者金融はこの法律に適用しないため、年収の1/3以下までの金額が限度額ということになります。
銀行やクレジットカード会社で大口融資を利用するケースは、例えばビジネス融資が通らず、会社を設立する際の資金の一部にあてるなどがあります。
個人的な利用で想定される家や車などはまた専用のローンが存在し、そちらを利用するケースが一般的です。
さいごに参考まで、銀行とクレジットカード会社の金利は、一般的に銀行のほうが低いとされています。
返済のタイミングなどの柔軟性も高く、どちらかを選ぶケースでは、銀行のほうが優先されます。
参考:消費者金融の意味とは?サラ金・ヤミ金・銀行との違いや仕組みを解説
その他の方法でお金を借りる
街金の特徴
街金は少額融資を基本とした地域密着の中小企業となります。消費者金融の一部と考えて良いでしょう。貸金業に登録はしているので貸金業社として事業展開しています。
その多くは企業や個人事業者、自営業者に向けた事業融資や不動産担保ローンなどが最近では多く見かけます。
個人向けの貸金というのは少なくなってきた印象があります。その一方でヤミ金とやっていることが変わらない事業者も多くありますので借りるときは十分注意して違法性がないか確認することも重要です。
一見普通にみえても貸出金利の面では違法性がある場合もありますので街金には念のため注意して借りるようにしたほうが良いでしょう。
クレジットカードのキャッシングの特徴
クレジットカードを使ってショッピング、買い物をすることが多くあると思いますが、キャッシング機能もありますので何かを買う目的ではなく現金を手にする、借り入れをすることもクレジットカードで可能です。
リボ払いという月払いの金額が変わらないものとは異なり、コンビニATM等でも借り入れすることが可能です。
クレジットカードは信販会社が運営しており、金利は消費者金融と同じくらいと考えて良いと思います。銀行並に低い金利ではありませんのでその点は注意しておいたほうが良いでしょう。貸出額も最大50万円程度とこちらも消費者金融と同等になっています。
ショッピング枠とキャッシング枠というものが用意されており、クレジットカード発行のときにキャッシング枠を設定していればすぐにでも借り入れすることが可能です。
ヤミ金の特徴
総量規制や審査が厳しくてどこも貸してくれないというときに最後の手段としてヤミ金(闇金融業者)に手を出す人がまだまだ多くいます。
ヤミ金は貸金業に登録していないのはもちろんのこと、登録していて安心できる企業と見せかけて実は裏で暴利な金額で貸付を行う企業も多くあります。
ヤミ金は基本的には無理な督促、暴利というのが特徴です。金利は法律で決められた範囲でなければならずそれをオーバーするなどしていた場合は違法となります。その時点でヤミ金と断定されることになります。
よくあるのは街金業者で実は暴利だったというケースや街中の電信柱にお金貸しますなどのと携帯電話番号とともにチラシがはられているような業者、090金融などとも呼ばれています。これらの事業者はたいていヤミ金ですので決して借りないようにしてください。
お金を貸してくれる企業の特徴や違いってある?
お金を貸してくれる企業はいくつかの種類があってそれぞれ特徴が異なります。
借り先として通常候補にあがってくるのは消費者金融や銀行のカードローンですね。
他にもクレジットカードのローンなどもありますが、すぐに借りられる点や利用しやすい借り先企業としてたいていは消費者金融や銀行カードローンでしょう。
それぞれの種類ごとに特徴が違うのでいくら借りたいのか、今スグ借りたいのか、そもそも審査に通るのか、様々な条件があると思いますので、よくあがられる条件にあわせて各キャッシング会社の特徴を確認していただければと思います。
キャッシングの貸金業者で審査時間に違いはある?
お金を借りる上で融資先に申し込みをするわけですが、まず第一に審査があります。
審査は年収がポイントと書きましたが実際には年収だけでなくこれまでの借入実績や現在の借入残高、年齢、勤務実績など様々なポイントで審査があります。
他には信用情報機関などでブラックリストに載っていないか、債務整理をして年月が浅いかなど細かいところまで審査が行われます。
消費者金融でも銀行でも審査内容自体はそれほど違いはありませんが、審査時間が短い傾向にあるのは消費者金融です。
これはシステム面に投資していることもあり審査時間を短くする工夫を社内で行っているという点や審査項目が少し銀行カードローンとは異なっている点があげられます。
会社の組織自体、貸してナンボの世界なのでその辺りのビジネスのリスクに対する考え方なども銀行とは異なるからだと考えられます。
銀行の場合は法人への多額の融資で事業が成り立っているので事業をどこに注力しているのかによってもスピード感のある対応ができるかどうかが消費者金融や銀行とで変わってくるようです。
これは利用者のとってはメリット・デメリットあるので注意が必要です。後程その点に触れていますので確認してみてください。
申し込み、手続きの流れに違いはある?
申し込み方法はインターネットが普及した現在、スマートフォンからウェブサイトを通じて申し込むのが一般的となっています。
一昔前みたいに無人契約機に行って申し込むというのはあまり行われていません。
ウェブサイトで申し込み手続きを行って必要な書類、運転免許証などの個人情報が分かるものなどはスマホで写真を撮って送るといった形となり、非常に利用者にとっては利用しやすい環境になりつつあります。
細かい手続きという意味では必要な書類に違いがあったりはしますが、申し込みをして審査に必要な情報を送付、審査に基づいて金融業者が審査決定しローン専用カードを発行して利用者に送付、それを使ってコンビニATMや銀行ATMで借りるという流れになります。
お金の借り先に応じたメリット・デメリット
消費者金融と銀行がよく比較される金融業者ですが、それぞれメリット・デメリットがあります。
細かい点は別のページに記載していますが、基本的なポイントとしては
- 借りやすさ、審査通過率
- 審査時間
- 金利
- 利便性
があげられます。
大きなポイントとしては上にも述べたように消費者金融は一般消費者向けの貸付がメイン事業、銀行は法人向けの貸付がメイン事業となっています。
ですので、消費者金融の場合は借りやすさ、つまり、審査の通過率についてはアコムで50%程度と銀行に比べると通過率が高いので借りやすい状況にあると考えて良いでしょう。
金利面においては銀行はしっかり審査に時間をかけて審査項目もじっくり審査するので時間がかかります。
その上で貸付を行うのでリスクはある程度排除できると想定したことになるので金利は消費者金融より低い傾向にあります。
利便性と書きましたが、使いやすさという意味では消費者金融のほうが利用しやすいでしょう。
特に指定の口座は必要ないので本当に初めての方にはやさしいキャッシングと言えると思います。
銀行はATMなど便利なところもありますが指定の口座が必要だったりするので少々面倒なところがあります。
一旦借入をしてしまえば後は楽ですが最初が面倒なケースが多いです。
年収(社会的信用度)で決まる借りられる金額(総量規制)
あくまで年収でお金が借りられるかの審査のベースとなる
収入が定期的に安定しており、過去に借りた経験がない場合、スムーズにお金を借りることができます。
しかし借りられる上限金額は決まっています。
借りることが可能な金額は、勤務状況以上に年収に左右されます。
例えば会社が東証一部上場のなどの場合には信頼度が高く、さらに勤務年数が10年を超えていればより借りやすいだろうと思われがちですが、これは大きな間違え。年収よってすべてが決まります。
消費者金融や銀行のカードローンの審査のポイントは年収です。
年収が高ければ全て良しというわけではありませんが、大きな額を借りるためにはある程度の年収が求められます。
どのくらいのお金を借りられるかはどうやって決まる?
借りられる金額においては、平成22年6月18日に施行された総量規制という貸金業法の1つが関係します。
お金を借り過ぎを防止する目的で、キャッシング可能額に制限をかけた内容です。
具体的には、年収の3分1までの金額を貸し付けることが可能というもの。
年収300万円なら100万円まで、600万円なら200万円までなら借りられることになります。
総量規制の背景をより詳しく説明すると、多重債務に苦しむケースが2005年以降増えており、自殺件数が増加したことがあげられます。
社会問題としてニュースなどで多く取り上げられ、これらの問題を危惧し解決するものとして総量規制が貸金業法に追加されたというわけです。
年収以外の信用度もチェックされる
消費者金融や銀行は、給与明細書や確定申告の借りる際に必要とされる提出資料から年収を読み取ります。
ほかの会社や銀行でのキャッシング可否も1つの大きな要素となるため、借り入れ実績の確認には指定信用情報機関というところを利用します。
ここには過去のキャッシング情報が蓄積されており(消費者金融はもちろん、銀行のローンなど※住宅ローンなど不安要素とみなされないものは対象外)、借入残高などの詳細を参照することができます。これらを踏まえリスクを予測し、いくらほど貸せるかを決定する流れで話が進みます。
参考まで、クレジットカードで加算中の金額は、借入とはみなされません。
しかしクレジットカードによる借入は当然、キャッシングとみなされますので留意が必要です。
なお、総量規制は銀行(カードローン)では適用外となります(銀行は貸金業者にあたらないため、当該規制は適用されない)。
もちろん、年収による借入金額の制限は考慮されません。そのため年収の1/3以上の金額を借りることも可能ですが、審査が厳しめであることに変わりはありません。
毎月の返済額と金利の関係は?
キャッシングでお金を借りるのはいいけど、どれくらい利息を払う必要があるのか、毎月どれくらい返済しなければならないのか、生活資金で借り入れをされる方なら借りる前にどのくらい返済していくのかなどは把握しておくべきです。
毎月の返済額は毎月の給料、収入次第で変わってきますのである程度シミュレーションはしておいたほうが良いでしょう。
借金をするということは利息を付けて返すというのが金銭の貸し借りで通常決まっているルールです。
利息制限法でいくらまで金利をつけていいかということが決まっていますので個人間などでなければ通常この法律に則って利息をつけて返済するということが認められています。
とはいえ、借りる側にとっては利息は余分に支払う費用になるのでできるだけ少ないほうが良いに決まっています。
月々の返済金額を小さくするには?
利息が少ないのと毎月の返済額が少ないのでは意味が異なりますが、収入の状況次第では毎月の返済額が小さいほうが良いという方もいるでしょう。
月々返済する額を小さくするには、返済期間を長くとることで返済額を小さくできます。
ただし、返済総額で見ると一括で返済するより多くなるので注意が必要です。
小さい額をさらに小さい返済額で返済していくというのはそれほど利息がつきませんので良いかもしれません。
それでも可能なら一括返済ですぐに返してしまうことをおすすめします。
金利が高ければなかなか元金が減らないので毎月利息ばかり払っているという状況になりかねません。
破綻する人はたいてい元金が減っておらず雪だるま式に借金が増えるパターンです。
そうならないためにも返済はきちんと早めに返すことをおすすめします。
次に、返済額と金利の関係について見ていきましょう。
金利の差でどれほどの利息に違いが出るのか
実質年率と記載される部分が金利になります。上限と下限がありますが、大抵の場合上限金利からのスタートとなる場合が多いので上限金利の場合で解説します。
前提条件は下記です。
借入金額 | 10万円 |
---|---|
借入期間 | 1年 |
金利 | 17.8% ※プロミスの場合 |
---|---|
毎月の返済額 | 9,158円 |
総返済額 | 109,894円 |
金利 | 14.8% ※銀行カードローン一例 |
---|---|
毎月の返済額 | 9,016円 |
総返済額 | 108,192円 |
上記をご覧になると分かりますが、金利差は3%で見ました。
これが10万円を1年で返済するシミュレーションです。
金利差の3%は思ったより小さいと思いませんか?実は1年返済をする場合は金利はそれほどかかりません。
1万円弱を利子として追加で返済するイメージです。
これをご覧いただく分かるように、金利の差で低金利を求めるのではなく、返済期間を短くさえすればすぐに覆る規模なのでいかに自分がしっかり計画性をもって返済できるかにかかってきます。
すぐに返せば日単位の金利になるので早く返せ返すほど利息はとられません。
お金をかけずに借りるには?無利息について
お金を借りるには基本的に上限金利18%や下限金利5%といったの金利がかかってきます。
どんなに優良とみなされる顧客になっていても金利はかかります。
例えば1万円借りると利息をつけて1万円以上を返さなくてはなりません。
しかし、無利息で借りることも可能です。
無利息とは言葉の通り、利息無しでお金が借りられる制度をいいます。
つまり1万円借りた場合、単純に1万円のみを返金すればOKということ。
一時的に借りただけ、という結果になります。
借りる側としても責任を感じることなく、ストレスフリーで気軽に借りられるというわけです。
無利息サービスは1ヶ月以内に返せるなら積極的に利用しよう
無利息にするには、ちょっとした手続きで可能になります。
一例として、プロミスの場合、「30日間無利息サービス」を行っており、このサービスを受けるためには契約時にメールアドレスを登録し、Webで明細を閲覧するように、登録画面で本項目を選択することで30日間無利息でお金が借りられます(※当該サービスの内容は変更になる恐れがあるのでご理解ねがいます)。
契約開始後、30日間の金利はなく0円、31日目から利息が発生することになります。
借りて30日以内に全額返済するような場合は無利息で借りたほうがお得でしょう。
例えばどうしても手元にお金がなく、近日中に3万円が必要、給料日まで待てない、しかし給料日にすぐ3万円を返せる、といったケースにおいては無利息でお金を借りるところを利用するのがマストです。
また、高額な金額を借りるケースにおいても有効です。
例えば20万円を借りて、1年後に完済するような状況。
開始から30日間は利息がつかないことになるので、利息の絶対額を減らす最適な手段になるいうわけです。
なおこのサービスは、ほぼ全ての消費者金融が行っています。
中でもプロミスとアコム、レイクALSAなどが定期的に無利息キャンペーンを展開している状況です。
借りると支払う利息(利子)とは(金利と利率)
お金を借りるにあたりそれ相当の費用が発生すること、容易に想像できることかと思います。
すぐに返金できればかからない?かかるならどの程度、必要なのでしょうか?銀行の預金で発生する利息程度と少額なのでしょうか?
借りたお金に対し、払う費用を‘利息’もしくは‘利子’といいます。
どれほどの金額になるかは、キャッシング契約時に定められた金利(利率)に応じて変わってきます。
どこに借りたか、どんな条件で契約したかによって借りたお金+αの金額に差が生じます。
金利(利率)の上限を定めた法律・利息制限法
借り入れした額に対して、利息分を上乗せして返済する必要があるということになりますが、どの程度利息を払わなければいけないのでしょうか?
利息は、借りた消費者金融によって違ってきます。
ただし利息制限法という法律よって上限が定められていますので、定められた上限利率(上限額)は一定、超えることは決してありません。
ここで注意が必要なのは銀行に借りるケースです。
総量規制でも触れましたが銀行は貸金業者にはあたらず、そのため利息制限法を超える利率を設定することができるからです。
銀行のほかに、利息制限法に準さない水準で貸付をしているケースもあります。
このようなところは一般的に[ヤミ金]と呼ばれ、罰則の対象として裁かれます。
バブル期を経て減少傾向にありますが近年にも存在している可能性があるため、キャッシング契約時に法外な金利(利率)が設定されていないか、チェックする必要があります。
借り入れの利息に注意
いくらお金を借りてどれくらいで返済すれば利息(利子)はどれくらい?3つの事例
キャッシングにおける金利(利率)は従来、出資法に準拠していましたが、現時点では利息制限法に集約されています。
利息制限法の第一章利息等の制限、第一条によると、借り入れする金額によって最大金利は以下のとおり変動となります。
10万円未満の借り入れの場合…年率20%
10万円以上100万円未満の場合…年率18%
100万円以上の場合…年率15%
実際にどのくらいの利息になるのか、月々の返済額にどのくらい利息が乗せられるものなのか例をあげると、次のようになります。
※以下の例は契約時の条件、また消費者金融の経営内容によって変動します
事例その1:1万円を借りて1年で返す場合
借りた額 | 1万円 |
返済期間 | 1年 |
借り先(仮名) | Aローン |
実質年率 | 18% |
返済額/毎月 | 916円 |
返済総額 | 10,992円 |
1年間で完済した場合、返済額合計は10,992円となります。この場合、992円分が利息ということになります。
事例その2:10万円を借りて1年で返す場合
事例1と同条件で10万円を借り入れした場合は次のようになります。
借りた額 | 10万円 |
返済期間 | 1年 |
借り先(仮名) | Aローン |
実質年率 | 18% |
返済額/毎月 | 9,167円 |
返済総額 | 110,004円 |
10万円をキャッシングした場合、1年間で完済する前提の返済額合計は110,004円となります。この場合、10,004円が利息ということになります。
これらは一例ですが、借り入れした額、返済期間、金利によって返済額が大幅に異なる可能性がありますので注意が必要です。
事例その3:10万円を借りて2年で返す場合
次に、上記と同じ10万円を借りる場合、完済期間が違うことで年率が下がるパターンです。一見お得に感じますが、最終的な返済金額に注目ください。
借りた額 | 10万円 |
返済期間 | 1年 |
借り先(仮名) | Aローン |
実質年率 | 15% |
返済額/毎月 | 4,848円 |
返済総額 | 116,352円 |
上記のシミレーションの場合、2年間で返済額合計は116,352円となります。
金利が3%低く設定され利息は少ないと思われがちですが、利息は上記の1年間18%で借り入れしたときよりも16,352円が利息と1年返済/年率18%の例を比較し6,348円余分に払うことになります。
毎月の返済額は少なくなっているので月々の返済の負担が少ないというメリットはありますが、最終的に払うと利息の負担額は高くなります。
利息(利子)を低く抑えるには?
極力、利息を減らすには借入金を少なくし、返済期間を短く、低い金利で借りるということがマスト条件となります。
ただし、毎月の返済額の負担がかかってしまうので、返済計画を考えた上で事前にシミュレーションをしてみることをおすすめします。
迷った際には有人と相談できる窓口での解約がお勧めです。
お金を借りるとき闇金などのトラブルを回避するには?
闇金(ヤミ金)とは
ヤミ金融業者とは、貸金業者なのに国が指定する登録を行っていない会社。利息制限法など、法律に順守した運営はしていません。
ヤミ金は、一般的な方法で借りられないようなケースに利用されています。
例えば多重債務で苦しんでいるケース。商品をクレジットカードで買わせ、その商品を売却したお金を貸し付けるなど、非常識な方法でお金をつくらせます。
明らかな高金利であったり、利息制限法の20%を超えるような金利で契約させるケースもあります。
またヤミ金からお金を借りことで、上記のような多重債務に落ちるケースもあります。
ヤミ金への返済を期限までに行うため、借金を重ねる。結果、多重債務となり首が回らなくなってしまうのです。
利息を払うのが精一杯で元金がまったく減らず、返済できていないような場合に。雪だるま式に増える月々の返済額…返金できないタイミングはすぐにやってきます。
このようなヤミ金業者から、お金は絶対に借りてはいけません。
特に甘い文句で安心をさせ、口説いてくることが多いので注意が必要です。トラブルを回避するためには、自分自身の知識を身に付けておく必要があります。
なお、闇金の解決専門の司法書士や法律事務所は全国で見ても少ないため闇金の解決は非常に難しいとされています。
お金を借りるときのトラブルを回避するには?
ヤミ金業者かどうかを確認する方法の1つに、貸金業として登録しているか否かがあります。一例をあげると以下のような内容。
○○財務局長(x)第○○○○○号 (x)は更新回数
○○県知事 (x)第○○○○○号 (x)は更新回数
貸金業登録は3年に1度に更新する必要があるため、更新回数も合わせてチェックすることが大切です。
しかし創業から計算するのは難儀なため、より確実に調べたいときには、日本貸金業協会(公式サイトはこちら)へ問い合わせする方法があります。
通話料はかかりますが、相談自体は無料。
登録業者の有無や契約内容の相談、万が一ヤミ金融業者から借りてしまったケースにおいても助言をうけることが可能です。
勝手に実在する社名や組織を使って勧誘することもあるので注意
中には以下のような、日本貸金業協会に似た団体名、もしくはそのまま実在する団体・組織を使用している悪徳業者もあるので注意が必要です。
日本消費者金融連絡会
日本債権回収協会
全国貸金業団体
日本賃金業協会 など
貸金業者として正式に登録されて営業している会社であれば、法律に準拠しており安心です。
ただし、本当にそれがヤミ金や詐欺組織でないかは必ず確認が必要です。
借金が怖いと感じるかたは、ヤミ金に借りない知識を身につけましょう。
一度はまり込むと抜け出せないのがヤミ金なのです。
適切な会社でキャッシングすることは年々増えてきており、快適に生活を送るうえで欠かせない存在といえます。
お金を借りるのは怖いこと?
返金額を多めに請求されそうで怖い、聞いた契約と違う、明らかに人相が悪いひとが激しい取り立てにやってくる…というイメージを借金に対して抱いているケースは少なくありません。
よく耳にするのはバブル期。今よりも法律の整備が甘かったこともあり、堂々と暴利な金利で貸し付けるような会社も存在していました。
最近では「今すぐお金が欲しい方はこちら」とか「保証人無しでもOK!」など書かれた、電柱の貼紙広告。簡単に借りられるような文言に、連絡先は個人の携帯電話といった内容が正当性を疑わせます。
上記のように冷静に観察すると、おかしいとすぐに察知できるケースは、ヤミ金融業者である可能性が高まります。
会社や家族にバレないでお金を借りるには?
会社や家族にお金を借りたことがバレてしまうケースとは?
消費者金融や銀行のカードローンでお金を借りる際、会社や家族にバレてしまうことがあります。
それはお金を借りる前にバレてしまうケースと、お金を借りたあと返済を行っている最中でバレてしまうケースです。
お金を借りた後にバレてしまうケースは家族!
また家族にバレてしまうこともあります。
それはキャッシングの契約後に送付されるキャッシング専用カードや返済に関する明細書類。
本人不在のときに開封され、妻が隠れてカードローンを利用していることが明るみになることは少なくありません。
以上のように借りる前と借りた後にバレる可能性があるのでその2つのケースをうまくカバーする必要があります。
お金を借りる前にバレてしまうケースは職場!
お金を借りようとしている段階でバレるようケースは、職場に電話がかかってくる‘在籍確認’です。
OLを経験したことがあれば、1度は思い当たる記憶があるのではないでしょうか?
職場の電話は新人が出るケースが多く、キャッシングの知識がない場合(なんだったのかな?)で済みますが、勘がするどかったり、出向中などでかかってくること自体に疑問を感じると怪しまれてしまいます。
これがきっかけで借金をしようとしていることが会社の同僚や上司・部下に知られてしまいます。
どうしたらバレない?会社、家族への対策!
会社や家族に内緒でお金を借りるにはどうしたら良いか。
会社にかかってくる在籍確認電話
金融業者から会社に電話がかかる在籍確認ですが、プロミスやモビットは会社への在籍確認は行わず、原則書面で済ませることができ、具体的に必要となる証明は、健康保険証や給与明細書などです。
会社名が記載された書類を提出することで、電話による在籍確認を回避することができます。
その他の金融業者では、銀行名や消費者金融名は名乗らず、個人名でかけて確認をとります。
絶対にバレるということはありませんが、件数が重なってくると目立ってしまうので注意が必要です。
自宅へ送付されるカードとキャッシング利用明細
家族にバレないようにするためには契約時、「カード」と「利用明細」を郵送しない指定を行います。
1.キャッシングカード
具体的にはキャッシング申込時に、カード必要可否の項目で「カードなし」選択。
インターネットでキャッシング契約から明細確認全てが完結します。
ただし、全ての消費者金融や銀行で行えず、特にカードなしの「カードレス」ができるのはプロミスとモビットだけです。
そのほかの金融業者、銀行への対策としては、無人契約機や店頭に本人が直接カードを受け取る方法があります。
カードレスにおいては、借り入れがコンビニATMなどで出来ず、無人契約機などのような専用場所でなければ行えないデメリットがあります。
利便性を考慮したうえで検討しましょう。
2.キャッシング利用明細
キャッシングの利用明細対策には、契約時に「Web完結」とする手続きが有効です。
借入状況の参照を紙面としないことで、自宅に書類が届くことを防ぐことができます。
しかしこれには、口座振替で返済するように手続きを行う必要があるので契約前に準備しておく必要があります。
会社・家族にバレないキャッシング契約の流れ
最適でスマートな方法は、以下の流れです。
1.Webで申し込みを完了させる
※在籍証明となる資料(給与明細や保険証のコピー)を郵送する
⇓
2.無人契約機or店舗で契約の締結+カード受取
※返済は口座振替、明細はWeb閲覧を指定
上記の流れとすれば、カードを受取に無人契約機まで行く必要がありますが、会社の在籍確認は①と②の間で行われ、会社への電話確認はされません。
2の手続き後は自宅にカードや明細が送られてくるようなことはなく、家族にバレてしまうこともなくなります。
これらの流れを実現できるのはプロミスとモビットだけなので、こっそり借りたい場合にはこの2つのうち、どちらかを選ぶことになります。
ちなみに銀行ではこっそり借りるということが考慮されておらず、今後の課題といえます。会社への在籍確認は必須です。
国からお金を借りられる公的機関「生活福祉資金貸付制度」
生活福祉資金貸付制度とは、全国社会福祉協議会で以下にように定義されています。国からお金を借りられる公的機関ということで安心感はあるでしょう。
「生活福祉資金貸付制度」は、低所得者や高齢者、障害者の生活を経済的に支えるとともに、その在宅福祉及び社会参加の促進を図ることを目的とした貸付制度です。
本貸付制度は、都道府県社会福祉協議会を実施主体として、県内の市区町村社会福祉協議会が窓口となって実施しています。
低所得世帯、障害者世帯、高齢者世帯等世帯単位に、それぞれの世帯の状況と必要に合わせた資金、たとえば、就職に必要な知識・技術等の習得や高校、大学等への就学、介護サービスを受けるための費用等の貸付けを行います。
要は、誰でも借りられるわけではないという点です。低所得者や高齢者、障害者の方が対象となっています。
借りられる金額は、生活費で世帯20万円、住宅関係で必要な場合は40万円までなどとなっています。金利は無利子(保証人が付いた場合)、10年返済で返済するので、消費者金融やカードローンで借りるより圧倒的に有利な条件となっています。
本件は新型コロナウイルスによる金額変動の特例もあるので、厚生労働省生活福祉資金貸付制度もチェックしてください。
お金を借りるまでの手順
消費者金融、銀行に関わらずお金を借りるまでの手順はだいたい同じです。はじめてお金を借りるとき申し込みから実際に現金を手にするまで早くて1時間、時間がかかると2週間くらいです。
以下、キャッシング・カードローンの利用に際して一般的な手順を解説します。
申し込み
まずはカードローンやキャッシングの申し込みを行います。申し込み方法はいくつかありますが、近年の主流はスマホやパソコンでインターネット上のサイトから申し込む方法です。
ネットで簡単に申し込みが出来るのでスマホさえあればすぐに申し込みがどこでも可能となりました。一昔前は申込用紙に記入して、とか、電話で申し込みといったアナログな方法が主体でした。
今でも銀行カードローンは申込用紙に記入してそれを郵送で提出するような方法が取られていますが、それはあくまで方法の一つで主流はインターネットでの申し込みです。
消費者金融や銀行の公式サイトにアクセスして申し込みボタンをクリックすればすぐに申し込み手続きが開始されます。
申し込みに必要な情報としては個人・家庭に関わる情報、勤務先や収入に関わる情報、借り入れに関わる情報を記入することになります。
借りるのって本当に簡単なんだなって思うくらいあっさりしています。ただし、正確に間違いなく入力しましょう。後で裏を取られて間違いだったということになると貸出してくれませんし、審査にも通らな可能性があります。
審査
インターネット等で申し込みが完了すると早速審査が行われます。会社によっては仮審査だったり、すぐに本審査を行ったりしますのでどこまで審査がクリアになれば借りられるのが確定するかは確認しておいたほうが良いでしょう。
審査は通常、その会社で行わると思われがちですが、意外にも外部企業へ委託しているケースがほとんどです。
消費者金融の場合は自前の審査部門で審査を行っています。それ故、審査時間が短い、独自の審査基準で審査を行いますので審査に通りやすい場合や通らない場合というのが出てくるので人によって審査に通りやすかったと思うようなケースもあります。
銀行の場合はほとんどのケースで自前の銀行の内部で審査は行われていません。ほとんどが消費者金融や審査を主体にやっている企業、もしくは同じ銀行のグループ会社で行っています。
保証会社という記載をご覧になったことがあると思いますが、保証会社が実はアコムやプロミスなど消費者金融が審査の仕事を担っていることはよくあります。
審査する会社が例えばアコムだっとしてアコムの同じ基準で審査が通るわけではありませんのでその点は注意が必要です。あくまで一定の審査基準を銀行側が設けていて、それを踏まえて審査を行うのがアコムということです。それでもある程度は近い審査基準になることもあるでしょう。
このように銀行のカードローンは審査するのが消費者金融の会社ということもあって外部に委託することから審査時間が少し長くなることがあります。
消費者金融で最短30分程度、銀行でも30分で審査結果を返してくれるところもありますが、銀行の多くは当日審査回答といったようにある程度時間がかかるのが普通です。
なお、審査結果は個々の会社それぞれで異なります。必ず電話で返す場合やメール返答とするところなど様々です。審査結果はメールの場合はメールに記載されたURLをクリックして個別の管理画面へアクセスしてそのページ内で発表するようなところが増えてきました。
必要書類の提出
キャッシング・カードローンの申し込みに際して、審査の前または審査の後に書類の提出物が求められるケースがほとんどです。
必要な書類としては2種類あります。1つ目は運転免許証や健康保険証などの個人を確認・特定できる書類になります。
2つ目は所得が証明できる書類で、源泉徴収票や過去の給与明細、確定申告の書類などになります。
銀行の場合は申し込みたい銀行カードローンの銀行預金口座がある場合はパスできる、必要書類の提出が不要なケースがあります。理由は預金口座を作る段階で個人の特定はできていますので提出が不要になります。
所得が証明できる書類についてはほとんどの場合で各社借り入れ額に応じて必要か不要かが決まります。消費者金融の場合は他社含めた借り入れ総額が50万円を超えると所得証明書の提出が必要になります。
銀行カードローンの場合は200万とか300万円の借り入れ額までは所得証明書が不要になるケースがが多くなっています。総量規制に関わるところでこの辺の基準が消費者金融と銀行とで変わってきますね。
クレジットカードの場合は通常50万円までは何も提出不要でキャッシングの申込さえしておけばキャッシング可能なので消費者金融と同じような考え方です。
必要書類の提出タイミングですが、先に記載した通り審査の前になるか後になるかで各社異なります。一般的に消費者金融の場合でいうと審査通過後に提出を求められることが多いです。
提出の方法ですが、最近ではインターネットを介して写真を送付するような方法が増えてきました。携帯やスマホのカメラで運転免許証等を写真に撮り、その画像データを送付するという方法です。他にはコピーしてFAXで送るなどという方法がありますが手間ばかりかかってお互いに面倒ですので写真をデータで送るほうがカードローンを利用する側にとっても楽です。
契約・ローンカード発行
審査と必要な書類提出が済めば契約を行い、ローンカード発行の手続きに進みます。
消費者金融の場合はローン契約機(無人契約機)がありますのでそちらに赴いてすぐに契約、ローンカード発行までがとても早く行えます。
契約という手続きはどうしてもあるのでこの手続きは各社の融資スピードを左右するポイントです。銀行カードローンの多くは郵送でのやりとりになることがあります。インターネット上でできることももちろんありますが、預金口座を持っている人のほうが手続きの方法は簡便です。
ですので申し込みたい銀行カードローンの銀行口座があるかないかで融資までのスピードが変わってきます。銀行におけるローンカード発行そのものはどうしても郵送で送られてくることが多いので審査まですぐに終わったとしてもローンカードの発行で1週間程度かかって実際には申し込みから1週間後にやっと現金を借りられたということがよくあります。
ただし、ローンカードはなくても借りられることが多いので振込などインターネットバンキングやカードローン・キャッシングの管理画面上から振込手続きも可能となっています。この場合即日融資という形で口座への振り込みが最速になります。
ATMで直接借り入れを希望するならローンカード発行の手続きはするべきですし、そうでなくても自分の口座に振込してもらってコンビニATMなどで引き出すということも可能です。
一部の銀行ではキャッシュカードはローンカード代わりにもなることがあるので銀行カードローンでも最速で借りられることもあるので確認してみてください。
ATMや振り込みによる現金の借り入れ
ローンカードが発行されれば早速コンビニATMや銀行ATMで借り入れすることがすぐに可能になります。
通常、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、サンクスなど主要なコンビニのATMは利用可能です。厳密にはセブン銀行、ローソンATM、E-netに対応したATMであればコンビニATMでなくてもそのキャッシュディスペンサーが設置されているところであれば借り入れ可能です。
最近では小さなスーパーマーケットや大型ショッピングモールでも設置されていますね。本当にどこでもすぐに借りられる世の中になりました。
借り入れの方法には上記したように振込による方法もあります。銀行カードローンで銀行口座を持っていてインターネットバンキングが利用できる状態ならインターネットバンキング上から借り入れ・振込の手続きが可能で、即時に振込可能です。
消費者金融でも一部にネット銀行系と提携していますので指定の銀行口座があれば即時振込も可能です。
通常ATMを利用する場合は手数料が必要ですが、預金の引き出しなどでかかる手数料はキャッシングにおいては不要なケースが多くあります。全ての銀行カードローン、消費者金融でとは限りませんが利用手数料を無料にしている貸金業者が多いです。
返済
借り入れをすれば返済もしなくてはなりません。
通常返済は一定の時期に約定日というものが決まっており、その日を基準にして返済額や返済日が決まります。
通常、銀行引き落としが行われることが多いので毎月所定の日に返済が口座から自動引き落としという形で行われます。
返済額や返済回数は契約で決めた何回払いなのかという点に基づいて決められます。
なお、返済方法は引き落としだけでなく随時ATM等で返済することも可能ですし、振込による随時の返済も可能なのがほとんどです。
金利による利息は1日単位で発生しますので基本的には返せるときに返したほうが良いでしょう。
ATMでも気軽に返済できる環境が整っていますのでどんどん返済していったほうがお得です。
お金を借りるときに重要視するポイントを考えておく
ここまでお金を借りるまでの流れや貸金業者のことなどお話しましたが、結局どういうことに気をつけて借りたら良いのでしょうか。
ここで簡単にアドバイスしておきますが、お金を借りたい背景というものは個人それぞれで異なります。多くのサイトや業者の公式サイトでおすすめと謳っていても自分にとって本当に合っているのか、理想通りなのかはちゃんと借りる目的を考えて借りないと分からないものです。
そこで、当サイトでは大きく分けて以下の5つのポイントを紹介します。それぞれ確認して重視したいことを考えて決めると良いでしょう。
なお、以下で解説するポイントは目的別に選ぶキャッシング・カードローンでランキングを交えて解説していますので確認してみてください。
金利
一番良く目にする金利が低いものを選ぶという点について解説します。
消費者金融や銀行では金利を大々的に広告していますが、確かに金利が低いほうが利息が少なくなりますのでお得に借りられるというわけです。利息が少なければ返済するときに余分に支払費用が少なくなるわけなので金利が低ければ低いほど返済が楽になります。
金利の表示は「実質年率、下限金利が○%、上限金利が○%」という形で情報が発信されていますが、初めて借りる方や年収が低い方になればなるほど上限金利のほうに寄ります。ほとんどの方が上限金利になると考えておいて良いでしょう。
下限金利に近い金利が適用される方は借りる金額が大きかったり、返済実績が過去にあったり、年収や勤務先の属性が良い方ほど下限金利に近い金利で借り入れすることが可能です。
基本的には最悪のケースを想定して上限金利になると考えて月々どれくらい返済するのか、最終的にどれくらい利息を払うことになるのかということを考えるほうが良いでしょう。
さらには返済期間を考えて借りて返済するまで時間が短いなら利息は金利の差があってもそんなに開きがありませんので返済期間が短い想定なら金利はそれほど気にしなくても良いかもしれません。
ですので、金利を低く低く求めていきたい方は返済期間が1年を超えるような場合は金利が低いキャッシング、銀行のカードローンを選ぶと良いと思いますし、短期間で返済するなら金利はそれほど気にしなくても良いです。
借りるまでの時間・スピード
現金を自分の手にするまでの融資スピードもカードローン・キャッシングを選ぶ上で重要なポイントになります。
とにかくすぐに借りたいという方はお金に困っている方なら誰しもが思う所です。ですので、当サイトでは融資までのスピード、審査時間も早いほうが良いという方に向けてキャッシング比較表やすぐに、今日中にお金を借りる・早く借りられるキャッシング・カードローンについて解説しています。
ポイントは審査時間の早さと融資実行までのプロセスの短さにあります。
審査時間は審査を委託する保証会社によってまちまちです。消費者金融は銀行のカードローンの保証会社としても役割を担うことも多く、審査が早い傾向にあります。最短で30分というのが現在の審査時間のスピード感となっています。銀行でも早い審査会社(保証会社)に依頼しているようなら審査速度は早いです。
ただし、ここからが問題で審査は早くてもその後の融資までのスピードが各社大きく異なります。
まず消費者金融においてはローン契約機が街中にあるのでインターネット等で申し込を済ませた後、審査に通過したらすぐに最寄りのローン契約機でローン契約の手続きが可能です。さらに、その場で提出すべき書類を提示できたり、ローンカード発行まで行えるのでとにかく早く借りるなら消費者金融がおすすめです。
銀行の場合は審査の後、運転免許証などの提出をするのでその段階で少し時間がかかります。早いところなら免許証などをスマホのカメラで撮影してその画像データをアップロードするという方法が可能です。ただし、契約は基本的には書面でやりとりすることになるので融資までの時間はどうしても消費者金融に比べるとかかってしまいます。
ただし、銀行のカードローンを利用するにあたってその銀行の預金口座を既に持っている状態なら運転免許証などの個人確認の書類を提出しなくても良いだけでなく、インターネットバンキングが利用できればすぐに自分の口座に借り入れの振込依頼が可能で、即時振込にも対応しているところが多いです。
銀行カードローンでもATMで借り入れしたいという方においては手持ちのキャッシュカードがキャッシング機能も有することが可能なのでカードローンのシステムが整った銀行なら比較的早く借り入れすることが可能です。
この辺りは当サイトの最速で借りられるキャッシング・カードローンで詳しく解説していますので確認してみてください。
毎月の返済額
毎月の返済額をどうするかという点もキャッシングを行うときに気になる点です。
借りる方のそれぞれの背景があると思いますが、借り入れして毎月返済する金額をできるだけ少なくして安定して返せるようにしたいという方も多いでしょう。
カードローンや消費者金融のキャッシングでは基本的には借り入れした金額、及び、残債の額に応じて最低返済額が決まっています。
当サイトのキャッシング比較表でも掲載していますが、最低返済額は一番返済額が小さいカードローンで月額1,000円からという会社があります。
同じ金額を借りていても返済額は貸金会社次第では月1万円程度は変わってきますので気になる方はチェックしてみてください。
なぜこのようなことが各社異なっているかというと、返済額が小さくなれば融資期間が長く伸びることになるので企業にとっては利益が大きくなります。ただし、貸し倒れのリスクは期間が長ければ長いほど大きくなります。リスクと利益のトレードオフという関係にあります。
最低返済額を多く設定している会社はリスクを最小限にしたいという思いがありますし、返済額が少なくても良いという会社は利益を重視しているということになります。
借り入れする側にとっては返済額が少ないと楽だという考えももちろんありますが、融資の期間が長ければ長いほど利息を多くとられますし、多重債務、返済不能に陥ることも可能性がありますので可能なら返せるときにすぐ返すということを頭に入れて置かなければなりません。
銀行の場合口座の有無
銀行のカードローンでお金を借りるときは今現在ご自身で保有する銀行口座があるかどうかも借り入れするときの大きなメリットになりますので確認しましょう。
例えば三井住友銀行の銀行口座を持っている方で、どこからお金を借りようかと考えるならまずは三井住友銀行でカードローン利用ができないか考えたほうが良いです。
理由は銀行口座を持っているということは個人の特定・確認は済んでいるのでその後借入までの手順が少なくて済みます(※50万円を超えるお申込には、ご本人さまのご年収が確認できる資料をご準備ください)。「WEB完結」(※三井住友銀行の普通預金口座・キャッシュカードをお持ちなら、申込から契約までの手続きがWEBで完結)という言葉をよく聞くことがあると思いますが、これは銀行口座を持っている方がWEBだけで申し込みから契約まで完結するという非常に楽で早い手続き方法のことを言います。
また、インターネットバンキングを利用しているようならすぐにカードローンの申し込みも可能ですし、振込手続きもインターネットバンキングからすぐに行うことが可能です。
審査はもちろん必要ですが、審査時間の後の融資スピードという点も早く借りることに関しては重視したいポイントですし、さらには簡単で手間をかけずに申し込みできるということは大きなメリットになるでしょう。
ですので、まずはお金を借りたいという方は銀行口座を持っている銀行のカードローンで借りられないかを検討することをおすすめします。銀行でも早く借りられたり、手間もかからないことが多くメリット多くあります。
ATM利用などの利便性
お金を借りたいというときにいざ現金を手にするまで早いほうが良いという方も多くいらっしゃると思います。
とにかく財布にお金を一刻も早く入れておきたいというシーンになったとき一番最速なのはATMを利用してお金を借りることです。
そうなると様々なATMでの利用が可能であることが重要になります。現在の銀行カードローン、消費者金融キャッシングはほとんど同じような利便性になっているのであえてATMの利用可否で選ぶようなことはありませんが、念のためどのようなATMで利用可能かは確認しておくと良いでしょう。
特に最寄りのコンビニATMや銀行ATMで利用できるのかは重要なチェックポイントです。
通常利用可能なATMは、セブン銀行ATM(セブンイレブンやイトーヨカドー)、ローソンATM、E-netが利用できるATM(サンクス等のコンビニ)、イオン銀行ATM、ゆうちょ銀行ATM(郵便局)、銀行ATMです。
コンビニATMは当サイトに掲載するキャッシング・カードローンでほとんど利用可能です。イオンやゆうちょ銀行も比較的多くのカードローンなどで利用可能ですが、一部利用できないところもありますので注意してください。当サイトでは個々のカードローン、消費者金融の解説ページで例えばSMBCモビットの解説ページをご覧いただくと返済や借り入れで利用できるATMの一覧を記載していますので他のカードローンなども個別に確認してみてください。
ここで一つ注意があります。前提としてATMでお金を借りるにはローンカードが必要です。WEB完結のように銀行カードローンを利用して振込のみでの借り入れをするような場合にはローンカードが発行されないケースもあります(ローンカードは別途発行手続きが必要なことがあります)。
この場合はコンビニATMで直接借り入れができませんので注意してください。ただし、インターネットバンキングで振り込み手続きをして即時振込をしてもらえばすぐにATMでキャッシュカードを使って引き出すという方法も可能ですが若干の手間はかかります。
今後どういう使い方をするのかを踏まえてATMの利用を考えておくのが良いでしょう。
キャッシングで借りたお金は何に使っても良い?
私がキャッシングを利用しようとしたとき、なぜ借りたいという状況になったのか、実は引っ越しをするときの費用が無かったので借りました。
引っ越しって敷金、礼金、仲介手数料、家賃前払い1ヶ月、鍵交換代、火災保険などすごいかかるんですよね。
なんだかんだで礼金無しの物件でしたが家賃の4カ月分くらいは一時的ん必要でした。
そうなると家賃が7万円だったので28万円が必要ということになります。
そのとき貯金が40万円くらいしか無かったのでさすがに28万も使うと残り12万。
さすがに少しだけ借りておこうということで消費者金融で借りました。
もちろん、全額借りたわけではありませんが5万円ほど借りて引越し費用の足しにしたわけです。
返済は給料が振り込まれた翌月には全額一括で行いました。
借りた時の金利は上限金利の18%くらいでしたが翌月に返済したため、利息も数百円しかかからずとても助かったという思い出があります。
それがなかったら引っ越しできていなかったかもしれませんからね。
キャッシングは用途自由
というわけで、キャッシングは基本的に使途自由とされています。
何に使っても良い、ただし個人事業主の方が事業に使う、事業性融資というわけではありませんので基本的には消費性融資となります。
何かを消費するため、生活に関わる商品を購入するため、生活費用として使うというのが求められる使途となります。
ある意味で使途自由ではないように感じるかもしれませんが、個人の方が日常買うもの、支払をするものなどいざというときの借り入れがキャッシングです。
ちなみに私の場合、キャッシングの使途としては先程の引越し代金として、ちょっと高額な電化製品を買うとき(洗濯機とか10万くらししますよね。。。)、お葬式の香典が急に必要になったとき、飲み会などでお金を使いすぎたとき、といった急にお金が必要になったときとか大きな買物をする予定があるときに少額の融資を受けています。
使途が明確なら専用のローン商品を使ったほうが金利が低い
なお、使途が決まっているなら、例えば車を購入する費用、子供や自分自身の学費に使う、住宅建築またはリフォームの代金として使いたいということならそれぞれマイカーローン、教育ローン、住宅ローンを使ったほうが金利が低いのでそちらを使ったほうが良いでしょう。
カードローンやキャッシングと違って使途が限られるローンについてはリスクが低いと見られて金利は低い傾向にあります。
特に住宅ローンは額が大きいのでその分金利も低く提供できるというわけです。
パート・アルバイトでもお金は借りられる?
さて、パートやアルバイトの方でもお金を借りられるのでしょうか?
実は、パートやアルバイトで収入が少ない方、定期的な収入はあっても会社員のような形で月給ではなく時間給の方でもお金を借ることは可能です。
このページの比較表でも示したように多くの消費者金融や銀行カードローンでパート・アルバイトも融資対象としていることが分かると思います。
ただし、一定の条件が必要で定期的な収入を証明できる給与明細の提示が数カ月分必要だったり、収入額にもよって審査結果は異なりますのでご注意ください。
学生でもお金は借りられる?
学生でもお金は借りられるのでしょうか?
結論、一部の消費者金融や銀行カードローンでお金を借りることが可能です。
基本的には保護者の同意や保護者の収入の証明が重要となりますので、そういった証明書を提示できる方のみ借りられます。
詳しい内容は以下の記事を御覧ください。
専業主婦(主夫)でもお金は借りられる?
結論、専業主婦(主夫)でもお金を借りることは可能です。
ポイントは配偶者の定期的な収入があるかどうか、そしてその証明書を提示できるかどうかになります。
証明書が必要ですからお金を借りることについて配偶者の同意も必要となりますので少しハードルが高いですが、一部の消費者金融や銀行カードローンでお金を借りることは可能となっています。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
日本の金融業界とその裏側
実際に審査しているのは保証会社!審査通過に影響あり!
カードローン、キャッシングでお金を借りられる会社は日本にいくつかありますが、各社リスクを抱えて事業を行っています。その大きなリスクは債務者の返済が滞ってしまうことです。所謂、貸し倒れというものになります。
返済ができなくて回収ができないとなれば債権者の金融業者にとっては原資も回収できなくなるということなので丸々の痛手となります。もちろん、貸し倒れ引当金という形で会計上はリスクを承知で予算を組んではいますが、基本的には回収したいと考えており、その回収も普通に定期的に返済してもらえれば良いですが延滞などが発生すれば回収すること自体にコストが発生してしまいます。
そうなると事業、経営に影響があるので少し費用を出してでも他社に委託している、つまり保証業務を依頼しているのが現状です。大手の消費者金融などは自社で保証、回収もちゃんと行っているのが普通ですが、多くの銀行は保証業務を請け負う消費者金融や信販会社に保証時業務を依頼しています。
保証業務を依頼しているということは審査もその保証会社が行うので審査に通る通らないなどに影響があります。ですので、銀行によっては複数のカードローン商品を用意していますが、商品によって保証会社が異なっていることもよくある話です。
審査に通りやすいカードローン、キャッシングを自分で選ぶということを意識すれば保証会社をしっかり選ぶというのがポイントになります。例えばこの保証会社で審査に落ちたということになれば他のカードローンでも同じ保証会社を使ってもダメなのは明らかですので別の保証会社を使ってみるなどの判断ができます。
もしくはこの保証会社は自分にとって良い審査をしてくれるという実績があればまた使ってみようという考え方もできると思います。
審査に通るか通らないかなど審査が気になる方は当サイトのキャッシング比較表をご覧いただいて比較する材料にして検討してみてください。
自分の中でルールを決めることが大事
キャッシングはあくまで借金ですのでお金を借りれば返す必要があります。返済しなければ延滞金として利息が追加されてさらに自分の首を締めることになりますし、返済できないようなことが長く続けば債務整理するまでになる可能性があります。そうなるとブラックリストに掲載されて新たに借り入れができなくなり、生活を一変させることになりかねません。
返済は必ず行わなければなりませんが、ある程度融通がきくのもカードローンの特徴です。最低返済額を小さくしたいと思えば返済期間を長くするなど可能ですが、良いこともあればデメリットとなることもあります。
日本のキャッシングは海外の消費者向け借金と比べて金利が高いので債務不履行に及ぶ人が多いと言われています。そもそも日本の金利が異常に高いというのがおかしいという考え方ができますが、これは戦後の日本復興のために必要なことでした。政府が推進して金融業者を優遇していた過去があります。どんどん貸付をしてお金を使ってもらうというのが目的でした。
しかし、現代では日本も経済発展してこれほどまで20%に近い金利を充てるというのはおかしいとも言えるでしょう。ただ、借りる側にとっては高いからといったゴネるわけにもいきませんので、今あるルールの中でお金を借りるというのが現実です。
いわゆる「借金地獄」に陥らないためにも自分の中でルールを決めることが重要です。例えば、借りたら来月の給料日の翌日には返済する、1年以内に返済し終わる、借りるときは1回あたり3万円だけにしておくなどある程度少額に初めてスグに返済するという一定のルールを自分の中で守っていくことが大切だと思います。
何を重要視してお金を借りる業者を選ぶのか
日本には中小から大手まで千を超える業者が存在しています。貸金業者に登録されている業者数だけ企業があるわけですが、実際に借りるとなれば比較する業者はほんの一部、情報がある程度開示されていて、使い勝手が良い利便性の高い業者、金利が低い業者などを選ぶことになると思います。
それでも比較すべきポイント、カードローン商品のスペックなどたくさん考えるべきポイントがあります。当サイトではキャッシング比較表で比較するポイントを絞って一覧にしています。その中でも同じような内容の業者が多いので最後の一つを決めるというのは意外と大変かもしれません。
そこで、注意してもらいたいのは自分の中で重要視する比較ポイントを考えておくことです。即日融資を受けたいので審査時間ができるだけ短い業者を選ぶのか、将来たくさん借りることを想定して限度額が多い業者、指定の口座の有り無し、最低返済額が小さい業者を選ぶのか、どこを最重要と考えて選ぶのかを決めると良いでしょう。
さらに優先順位をつけて、例えば重要ポイント1番目は審査時間が短いこと、2番目に金利が低いこと、3番目に24時間振込対応しているところなど順位をつけて選ぶのが良いと思います。
そうなればご自身の目的に一番合った金融業者が自然と決まるでしょう。
債務整理は詐欺・ぼったくりなど悪質な弁護士・司法書士に注意
これからお金を借りるというときに考えてもみないことかもしれませんが、実は2006年に最高裁で過払い金を過去に遡って請求できる判決が出たことでお金を稼ぎたいだけの弁護士や司法書士が多く出てきました。実はその中にぼったくり、詐欺のような形で債権者のことは二の次といったビジネスを行っている士業の方もいるようです。
サラ金や銀行、街金と組んで予め和解する内容を決めておいて後からバックマージンを受け取るなどお金に困っている人の心理に漬け込んでさらにお金を稼ぐ”先生”も中にはいるようです。
そんな悪質な弁護士や司法書士にだまされないためにもお金を借りるときにはある程度覚悟をもって借りる必要があります。お金を借りてダメなら自己破産や任意整理などを行えばいいやと軽い気持ちで借りていざ破綻すると、さらにお金を巻き上げられるということも可能性としてはあります。
だからこそ信頼できる業者から借りるだけでなく、自分自身の気持ちをしっかり持って必要な分だけ借りてスグに返すといったルールを持って行動すべきです。お金を借りるなとはいいません。必要なら適切に借りるべきですし、本当に困ったときに頼りになるのが消費者金融や銀行のカードローンです。
お金がないのにさらにお金を取ろうとする法律事務所などに足元を見られないように当サイトでじっくり検討してみてください。
消費者金融と銀行の貸金ビジネスの裏側
ここではサイトの趣旨には外れますが、こんな話もあるんだと思って少しお付き合いください。
これから話すことはお金を借りたことがない人には全く知らないような話ですし、お金を借りたことがある方でもそんなことがあったのかということで驚かれる方も多いと思います。
まず消費者金融の闇の部分についてお伝えしておきます。
消費者金融は一昔前までサラリーマン金融を略してサラ金と呼んでいました。バブル崩壊前から個人への貸付は普通に行われていましたが、バブル後の貸金業法改正によって大きく動きます。
金利が当時40%程度だったころ、そこから29.9%に下がって更には20%まで落ちました。これにより経営が相当厳しくなったと言います。利益率が下がるだけでなく、もともと20%で貸していた人というのは属性が良い人向けの金利だったからです。
それが瞬く間にグレーゾーン金利の廃止ということで出資法の金利は過払い金ということになり利息制限法の金利にあわせるようになりました。その金利の上限も今や20%です。
こういったことをきっかけにして今まで対面でお金を貸していた方法からいかにコストを下げて今まで貸していなかった人にも貸せるように、会社が潰れないのは当たり前ですが、利益と効率を追うようになりました。
そうして出来たのがアコムの「自動契約機(むじんくん)」の登場です。これに加えてCMをじゃんじゃん流していたことから誰でも安心して借りられる、借りるのは怖くないということを人々にイメージを受け付けました。
結果、高金利で貸していたときとはまた違った層を取り込むことで何とか利益を確保いたわけです。しかし、これにより本来貸す側が強い立場だったものが借りる側が強い立場に変わってきたのも事実です。今では偽装と言われたアイフルの取り立て事件です。
アイフルの事件で消費者金融は悪とイメージが植え付けられてしまいました。本当は事実ではなかったようですが、それでもマスコミは本当の事実を大々的に報じなかったそうです。
借りてやったんだぞという借りる側が強い立場になって正常な返済依頼もままならなかったと言います。しかも無人契約機の登場で借りる側と貸す側とで一切対面でのコミュニケーションがありません。
元々対面でしかお金を課さなかったサラ金は利益を求めることで貸し倒れのリスクを多く抱えることなってしまいました。
そうして以上のような貸し倒れが増えたり、過払い金の増加、利益率の低下などで消費者金融は淘汰されつつあります。現在生き残っているのは実は銀行と資本提携した大手消費者金融がほとんどという状況です。
実は銀行はもともと個人への貸付は行っていませんでした。法人や不動産がメインの事業形態です。しかし、当時のサラ金の勢いはすごく銀行もその波に乗りたいというのはどこの銀行も思っていたことです。
しかし、イメージが元々良くなかったので参入するところはほとんどありませんでした。もちろん、ノウハウもそんなに無い状態だったので一番の理想は上場企業までに成長した大手の消費者金融を取り込んでいくとでした。
そこで銀行は、貸金業法の改正などで消費者金融の立場が追いやられて、特に過払い金の返還請求で武富士が破綻するなどキャッシュフローが回らなくなった消費者金融を買い取ればそのまま事業を推進できると考えたわけです。
今やSMBCコンシューマーファイナンス(プロミス)やアコムなどはSMBCグループや三菱UFJフィナンシャル・グループに属しています。大手の消費者金融にもメリットがありました。自分たちだけでは利益も減っているし過払い金の請求でさらに金回りが悪くなることは目に見えていましたから銀行との提携は急務でした。
もともと銀行から低金利でお金を借りてそれを個人消費者に又貸ししていたわけですから銀行と提携ができればお金の心配はありません。生き残るにはそれしかなかったというのが消費者金融の考えです。一方で銀行はいつか消費者金融のような利益率の高いビジネスを取り込みたいという思いがありましたので双方にメリットがあったのです。
それでも消費者金融は提携することで資本の心配はいらなくなりましたが、利益という意味ではまだまだ小さいわけです。それでも20%という金利は世界的に見れば異常です。でも、個人への貸金業だけで従業員を養ってさらに会社として利益を出すためにはこのくらいの金利が必要というのが消費者金融の理屈となっています。
消費者金融の次なる利益確保の道は保証会社になるということでした。銀行と密に連携し始めたのも銀行のカードローンの保証会社となることで少しだけ収益をアップさせるという思惑がありました。
事実、地方のカードローンや大手の銀行カードローンでもアコムやプロミスなどの消費者金融を利用しているところが多くあります。利益率は低いですが保証会社として審査などすることで自分たちで貸付でもらう利益以上を確保しようというのが狙いです。そうしないと生き残っていけないのです。
今でこそ銀行と消費者金融は金利の違いもあるし、別物と捉えがちですが、審査を行う保証会社や資本の関係から消費者金融と銀行は密につながっています。
実際に消費者金融よりも銀行のほうが安心と見られがちですが、実際に働いているのは裏方で、銀行の窓口の人はカードローンについてはほとんど分かりません。専門部署または保証会社に丸投げというところも実際にあります。
お金を借りる側にとってはこのような裏側の話は不必要かもしれませんが、実際に知っておくことでどういう借り方をすればいいのか、何を信じてお金を借りるべきかというのが分かってくると思います。
海外のキャッシング・個人融資の事情とは?
海外でももちろん貸金の需要があるのでお金を借りたいという人は多くいます。アメリカではサブプライムローンという低所得者向けの住宅ローンがあったように海外でも自宅を購入するときは銀行から住宅ローンでお金を借ります。
では日本でいう消費者金融やカードローンのような消費財、生活費に関わるローンはあるのでしょうか。
欧米では日本のようにメジャーではなく借りるなら銀行と決まっています。もしくはクレジットカードでキャッシングするのが一般的です。アメリカのカジノではクレジットカードで現金を借りる機械があちこちにあるくらいですので何らかの手続をして融資を受けるような感覚はないのでしょう。また、ヨーロッパでは消費者金融のような貸金専門で行っている事業者はほとんど居ないようで、銀行がお金を貸しています。
しかも、日本のように20%近い金利はとっておらず、数%です。もちろん日本のように無担保、保証人不要というわけではありませんので一概に比較できませんが、20%近い金利となれば高利貸しと思われても仕方ないくらいです。
つまりそれほど普及していないというのが現実で、お金を借りたいと思っても基本的には住宅ローンや車のローンが基本的な融資、金貸しということになります。
日本とは大きく感覚がことなるところです。そういった意味では日本はガラパゴスなのか一歩先に進んでいるのか、後退していると言えるのか難しいところですがお金の使い方そのものについても感覚が異なるのは明らかです。
それでもお金を借りたいといった需要はあるので、日本の大手金融業者はアジアに進出して金貸しの需要を掘り起こすところからビジネスをスタートしている例も存在します。
キャッシングで破綻!?債務整理のお世話になる人って?
最後にお金を借りる上で表裏一体のものとして債務整理があります。
お金を借りる、キャッシングをするというのは借金をするということなので、お金は借りたら返さなくてはなりません。
そして、返せない状態になると取り立て、督促などがきて、ひどい場合には破綻まで追い込まれることになります。
当サイトをご覧の皆さんは当サイト運営者の私と同じようなやり方で借りたり返したりをしていれば破綻することはないと思いますが、最悪のケースをこんなことになる、そうならないようにどうやって返すか、借りるときにも今一度しっかり考えるべきだと私は思います。
生活苦で借りすぎてしまって返せなくなってしまうと、自分だけでは解決できなくなってしまいますので債務整理を弁護士や司法書士にお願いすることになります。
借金の問題解決で今ある債務を整理するということです。
借金の問題を解決するといってもそこでもお金を弁護士や司法書士に支払うことになるので、本当に無駄にお金をつかう事になります。
キャッシングは便利なのでハマっている方もおられると思いますが、やっぱり債務整理をするまで借り過ぎないことは重要です。
例えると、FXで失敗する人が多い、自分の中でルールを決めていないとズルズル追い込まれていくことになります。
借りたら翌月必ず返す!といったルールを決めてやれば少ない利息でお得に借りられますし負担もほとんどありません。
そのルールさえしっかり守るというのがキャッシングでお金を借りるときの大きなポイントです。CMでもよくあるフレーズ、「ご利用は計画的に」です。もっともだと常々思いました。
FXで失敗しないためにはしっかりとFXの勉強をすることが大切です。FXについてはこちらのメディアを参考にしてみてください。
参考:WikiFX Japan | FX(外国為替証拠金取引)の総合情報サイト
まとめ
以上、お金を借りる前にしっておくべきことや注意すること、何を考えてお金を借りれば良いか、どこから借りるべきかなどを網羅的に解説しました。
ざっくりとどんな考え方でお金を借りれば良いか、返済するのかが分かってもらえたかと思います。
お金を借りる方はそれぞれの目的やお金を借りたいという背景が異なるため一概にここが一番おすすめですとは言えません。ご自身にとって一番理想とするキャッシング・カードローンはそれぞれの方で異なります。
これから初めて借りるという方や以前も借りたけどまた借りたい、他の貸金業者もみてみたいという方は、当ページで解説した何を重視して借りたら良いかを踏まえて全国のキャッシング業者(消費者金融)、銀行などを総合的に検討してみてください。
- まずはお金を借りるとき何を重視したいか、目的は何かを考える
- 重視したいポイントはに応じて総合ランキングや目的別ランキング、比較表で全国の業者をピックアップする
- 当サイトに掲載する業者毎の個別の解説を読んでいただき、返済を含め問題なさそうか判断する
- 銀行や消費者金融から借り入れ申し込みをする
このような流れで確認・借り入れを行ってみてください。
不明な点などはお気軽にお問い合わせください